癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

庄司山(桔梗尾根ルート)<下見登山>

2019年05月09日 | 登山・旅行

桔梗野高台の畑地から眺める庄司山(570.3m)

 来る5/14開催予定の函館ライフスポーツの春の登山会の下見に出掛けて来た。
 メンバーの平均年齢が徐々に高くなってきて、山の選択に苦労するようになっている。しかし、このすぐ近くにある庄司山はまだ登っていなかったことが判明。そこで、今年の計画に取り込んだ。


桔梗尾根ルートのGPSトラックログ

 この山の南西尾根に取り付くまでのメジャールートは『北海道夏山ガイド』にも掲載されている蒜沢川(にんにくさわがわ)コースだった。しかし、最近は登山口まで車が入れなくなり、登山道入口の川の橋もなくなり、渡渉しなくてはならなくなっている。

 そのせいか、最近は桔梗野高台の畑地の奥に続く桔梗尾根ルートからアプローチする登山者が増えているようだ。距離はこちらの方がはるかに短い。そこで、そのルートの下見をしてきた。以前は、桔梗尾根の林道跡と登山道の出合い付近が薮だった記憶があるが、今回は、きれいに繋がっていた。


桔梗野高台の畑地の一番奥の林道入口が実質的な登山口になり、広い草地に車も駐車できる。


桔梗尾根の林道跡は下の方は刈払いが入っていた。


庄司山が徐々に近くなってくる。林道跡はきれいに踏み跡が続いている。


ヒトリシズカ


昔は薮で覆われていて繋がっていなかった登山道へきれいに合流。ここから右へ進む。


登山道の真ん中に大きな岩が落ちていた。今まで気付かなかったが、その上を見ると岩だらけの斜面だった。


新緑の木々で覆われた登山道。登山道は急登が続く。


シラネアオイ


最後の一番の急登を登りきると飛び出すような感じで鳥居と祠のある頂上に到着する。


春紅葉に囲まれた新中野ダムをズーム


函館山方向は春霞み?で覆われてはっきり見えなかった。


頂上から10分ほど薮で覆われた踏み跡を進むと大岩の陰に祠が2つ。ここで戻る。

他に目にした花々
今年雪のない山を初めて登ったので、いつも目にする花だが、新鮮だった。

 
一番多く目に付いたタチツボスミレ         コキンバイ

  
 フイリミヤマスミレ        青花キクザキイチゲ 

 
シラネアオイの赤ちゃん      ミヤマエンレイソウ

所要時間 (登り)8:15登山口~8:35登山道合流~9:15頂上<1時間>~9:25大岩下の祠  (下り)<頂上から50分>
 ※いつもは、自分が単独で登るタイムの2倍以上は掛るので、往復4時間以上は掛るだろう。

 当日は、9時に花の湯の駐車場に集合し、そこから乗り合わせで登山口まで移動予定である。そこで、帰りに花の湯に寄り、当日の駐車場で集合と9時からの10数台ほどの駐車をお願いしてきた。当然、全員入浴するということで頭を下げて来た。

過去の庄司山登山一覧
12、1,28 タタラ林道~北尾根~南尾根(周回ルート)
08,4,15の蒜沢川コースへ
07,2,06の桔梗尾根ルート~北尾根の積雪期登山へ
05,06,05の蒜沢ルート~北面ル-トへ
02,09,01の北面ルート~蒜沢川ルートへ
00,07,20の蒜沢川ルートへ
00,04,02の桔梗尾根ルート残雪登山へ

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
桔梗尾根コース (yama)
2019-05-10 15:51:33
ニンニク沢コースは、橋が落ちているのとそこまでの距離が長いので、桔梗尾根を使う人が多いです。入り口の送電線苅分からニンニク沢に戻ることもできますが、ここも丸木橋が壊れて徒渉が必要です。
シソバスミレは斑入りのミヤマスミレかと思います。
返信する
yamaさんへ (sakag)
2019-05-10 17:32:55
蒜沢川コースはもうダメですね。
これからは桔梗尾根コースがメジャーになりそうです。
昔より桔梗尾根コースの林道跡の踏み跡が凄くはっきりしていて、登山道との合流地点もきれいに繋がっていました。
『夏山ガイド』の改訂版に反映するように伝えます。
フイリミヤマスミレ・・・そうですね。ありがとうございます。
返信する

コメントを投稿