癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

黒岳~凌雲岳

2015年04月29日 | 登山・旅行
〈黒岳山頂から望む凌雲岳(右)と北鎮岳(左)〉

昨日の花見から帰って来て、酔った勢いで15:30に寝た。0時に家を出て、岩見沢から高速に乗り、層雲峡まで走った。

今日の予定は、黒岳(1984m)から登山道がないので積雪期しか登れないために未踏だった凌雲岳(2175m)。

8:00の始発の黒岳ロープウェイーに間に合った。ロープウェイの中で、昨秋羅臼岳に一緒に登ったE女史に再会し、お互いにびっくり。根室市で退職して、春から東川町に住んでいるとのこと。
雪解けの早い今年は、既に現れているという白雲岳の「幻の湖」へ向かうという。


ロープウェイ黒岳駅から、リフトへ向かう。その上に黒岳の急斜面が見える。


リフトを降りて、7合目から山スキーで急斜面を大きくジグザグに登る。直登するツボ足のグループは、白雲岳の「幻の湖」へ向かうとのこと。


黒岳石室の手前から凌雲岳を見上げる。左側の急な雪渓斜面を登った。


雪渓が2000m付近で消えていた。スキーをデポして、岩礫の斜面を登った。


11:30、木杭だけか立つ凌雲岳頂上到着。バックは、北鎮岳と尖った愛別岳(右)。


山頂から北海岳や白雲岳方向を望む。

ゆっくりしたかったが、風が強くてそれどころではない。

時間も早いので、北鎮岳へ向かうつもりで、登った斜面をシールを付けたままターンをしながら下った。

下り切って、北鎮岳の大斜面へ向かった。しかし、疲れも出て来たのと、せっかくの大斜面だが、雪が腐って滑りは楽しめそうもないので、2000m付近で撤退することにした。

12:30、シールを外して、緩斜面を石室の上まで滑り、再びシートラで黒岳へ戻る。


黒岳の斜面も、雪が腐って、滑りにムラがあり、前後に振られて非常に怖かった。

リフトのあるスキー場は、下から均一のザラメ雪が出ているので、気持ち良く滑れた。

黒岳頂上からわずか20分で、13:50、ロープウェイの黒岳駅到着。

下山後、黒岳の湯でのんびり過ごす。このあて、層雲峡公共駐車場で泊まり、明日は、層雲峡を挟んだ朝陽山と雪が繋がっていたら、残月峰の予定。