癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

暖冬少雪の被害

2007年03月15日 | イベント鑑賞・参加
 昨日の道新に掲載された「苗の9割暖冬で被害~函館の市民団体、修復の手助け募集~」の記事を目にする。この団体(NPO法人北の森と川・環境ネットワーク)の活動にいくらかは興味を持っていたので、珍しく殊勝な気持ちでその手助け作業に出掛けた。しかし、皮肉なことに最近の10cmを越える凍った積雪のために作業ができず、延期となった。

 詳しい被害の状況は下記に記載されているが、この活動は、「蒜沢川河畔林再生プロジェクト」といって、蒜沢川流域で採った40種類の樹木の種子から苗を育てて、砂防工事で伐採された河畔林を再生しようという活動である。その貴重な苗が、今年の暖冬少雪ゆえの凍上被害に合ったのである。

 http://www2.odn.ne.jp/grnet/news229-4.htm#07nae-shufuku

 集まった人の話では、木の苗だけでなく、イチゴの苗なども同じように凍上被害を受けているとのこと。本来は4月上旬頃まで積雪で保護されているはずの植物の根が早く雪が無くなり、凍土で地表まで持ち上げられたりして、さらに根が凍ってしまうことによる被害らしい。きっと農業や林業関係者にも同じような被害が広がっているのかもしれない。

 次回の修復作業は、3/19~20と3/22~23である。登山日和でなければ、また顔を出す予定であるが・・・。 

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