昨日の白雲岳から下山後、途中の音更道の駅で泊まり、アポイ岳を目指した。たまたま同じ日程だった函館からのメンバー4人と合流し、のんびりと花を楽しみながら登った。
例年より1週間ほど花が遅れているとのことだったが、この山ならではのサマニユキワリ、アポイアズマギク、アポイタチツボスミレ、エゾキスミレ、ヒダカイワザクラなどがちょうど良い具合に咲いていた。
幻の花になりつつある念願のヒダカソウは、数年ぶりに1株だけ咲いているという情報と場所を教えてもらった。しかし、葉も見当たらず、花びらも虫に喰われたのか、無残な姿で、教えられなければ、それがヒダカソウだとは判らない状態だった。下山後に寄ったビジターセンターのスタッフも「せっかく数年ぶりに咲いたのに残念です」と話していた。
夕方には札幌へ着きたかったので、途中からは別行動で13:00には下山した。アポイ山荘で汗を流し、札幌へ向かった。
アポイアズマギクの群生
サマニユキワリの群生
サマニユキワリ アポイタチツボスミレ
エゾキスミレ アポイキンバイ
初めて目にしたが見るも無残な状態のヒダカソウ ヒダカイワザクラ
八重咲きのヒメイチゲ フイリミヤマスミレ
花が大きく茎の短いタチツボスミレ オオサクラソウ
センボンヤリ 頂上の様子
○HYML(北海道の山のメーリングリスト)懇親会
アポイ岳を下山後、札幌へ。まずは、北海道新聞車社へ寄り、「ほっかいどう山楽紀行」来週掲載予定の「大千軒岳」の原稿の校正をした。いつもは自宅へFAXで送ってもらうのだが、今回は旅行中なので、担当編集委員のKuさんと直接お会いしての作業だった。
その後、つぼ八札幌駅前店で開催されたHYML懇親会へ参加。この懇親会は発足以来14年間欠かすことなく毎月開催されている。このMLは自分が創設メンバーの一人だが、最近はご無沙汰でほぼ1年ぶりの参加だった。
最近はやや少なめになっていて20人ほどの参加だったが、中には「坂口さんが参加するというので、自分も参加しました」というメンバーが何人かいて、とてもうれしかった。人数が少ないので、みなさんとじっくりお話ができた。結局二次会へも参加し、珍しく12時までの最後のメンバーとなってしまった。
教えられても、葉もなく(これも虫に喰われたのかな?)、花びらも虫に喰われて、本来のイメージとはかなりかけ離れた状態でした。
ヒダカソウには会えませんでした。ヒメチャマダラセセリを撮る方から場所は聞いたのですが、分岐から幌満お花畑コースへ入った側とてっきり思っていました。本道側だったんですね。
彼は私たちが下山するときもまだ頑張っていました。
私だけ彼といろいろ蝶のことを話し合いましたが、専門家で日本はもとより世界を蝶のために歩いていますね。
日本のゼフイルスを全部撮っているとのことも驚異です。
わたしは、結局この日ヒメチャマダラセセリに会うことができませんでした。
ヒダカソウは、リュックを道路に置いたままの方が戻ってきたときに詳しい場所を聞きました。その場所と鎌鹿さんの場所が同じかどうか確かめたくて、鎌鹿さんにも電話を入れました。
同じ場所だったので、間違いないようです。ただし、ヒダカソウと言われてもちょっと分からない状態でした。
あの天候では、ヒメチャマダラセセリも出てこなかったでしょうね。
先日、道新に掲載されたsakagさんのアポイ岳の記事読みました!
思わず、会社から新聞をもらってきました(笑)
アポイ岳、お花がキレイでいつか行ってみたいです!
大千軒岳の記事楽しみにしています☆
つぼ岳sakagさんが出席されるなら行きたいな~と思いました。。でも山のベテランさんばかりだと恐縮しそうで。。
お孫さんのご誕生おめでとうございます!
この山は、固有種や固有変種の花々が多いのが特徴です。気楽に登れる山なので、お勧めです。
大千軒岳の記事は、今度の金曜日(6/7)です。
HYMLの方へ、ご挨拶を兼ねて自己紹介を投稿されたらいかがでしょうか?すると、つぼ岳の方へも顔を出しやすいですよ。