癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

ライフスポーツコーチ研(座学のみ参加)

2017年01月28日 | スキー・クロカン



 今日は、函館ライフスポーツのコーチ研修会だった。講師は、顧問のKi氏。午後からは別の講演会に参加予定だったので、午前中だけの参加のつもりでスキー場へ向かった。

 七飯スノーパークは、強風だったが、ゴンドラはゆっくり動いていた。雪が付けば吹雪になる感じだったが、天候は小康状態だった。30分ほどの座学の後、スキーを履いての実技研修もするという。しかし、まだ体調が万全な感じでなかったし、風が強くて寒そうなので、座学だけで失礼した。

 座学の中心は、自分もいつも心がけて指導している「スキーは操作するのではなく、その性能を引き出すための上体の運動でターンをする。操作は筋力が必要だが、この運動は筋力を必要とせず、中高年向きだ。」ということの再確認だった。
<おもな指導のポイント>
 1、今は、靴とビンディングとスキーは一体の「装具」と考える。
 2、「操作」は、膝を曲げるとかエッジングをするといったスキーに直接働きかける下半身の動きが中心となるが、「運動」は、股関節から上の動きとなり、それがスキーに伝わる。(膝の運動から腰の運動へ)
 3、次のターンへの始動となる、重心のクロスは、内腰を引く、外腰を回す、目線でリードする、腕でリードするなどの運動がメインとなる。
 4、内スキーは舵とり、外スキーは出力(エンジン)<外足は親指の付け根に意識を置き、出力となるウエートを掛ける。内足は谷から山へ切り返す)
 5、トップで切り込み、テールで抜く。そのためには前の方に立ち上がる(ターン弧に合わせた重心の前後移動)。
 6、中高年は、肩を中心とした運動で大回りターン(ロングターン)を、腰を中心とした運動で中回りタ-ン(ミドルターン)をメインに指導するのが良い。小回りは膝の運動が中心となるので、負担が大きい)

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