癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

楽しい歩き旅の計画作り

2019年10月26日 | 登山・旅行


 「旅は計画作りが一番楽しい」・・・今、まさにその段階である。
 昨秋に津軽半島の三厩からスタートした「奥州街道歩き旅」は、今春の2回目に引き続き、今回の3回目でお江戸日本橋でゴールを迎える。
 ここ数日、その計画づくりに取り組んでいる。距離だけで大まかに計画を組んだら、それだけなら6日間で終わることに気づいた。
 宇都宮から江戸までは「日光街道」とダブルので、この際日光街道も歩いてしまおう。それでも、1日多くなるだけである。
 それなら、さらに1週間ほどで歩ける「甲州街道」もやっちゃえ・・・ということにした。
 そうなると、すでに歩いている中山道、東海道と合わせて、お江戸日本橋を起点とした五街道完全制覇となるからである。

 そこで、今回は、上掲のガイドブックをamazonで購入し、本格的な計画づくりを始めた。
 まずは、宿場間の距離をもとに、1日30km前後になるように行程を組む。
 日が長いときは40km以上も歩けるが、この時期は日が短いので、どうしても歩く距離が短くなる。

 まずは、スタート地点までと帰りの移動手段である。これもネットを駆使して、できるだけ安く済ませる最良の方法を探す。
 今回は福島県白河市がスタートである。一番効率の良いのは新幹線だが約2万円もする。
 急ぐことはない、時間は売りたいほどある・・・。
 そこで、函館~青森(青函フェリー)、青森~仙台(高速バス)、仙台~郡山(高速バス・)、郡山宿泊(カプセルホテル)、郡山~白河(JR)で行程を組んだ。合計11,840で済むはず。
 帰りは、東京から帰るので、飛行機の早割予約しておいた。約12,000円だった。
 新幹線もこのように早割料金を導入すれば、もっと利用するのだが・・・。

 次に、一番厄介な宿探しである。とにかく安い宿を探すことが命題である。
 四国遍路は、遍路地図にコース上の宿の一覧が載っているので、非常に助かる。しかし、旧街道歩きはそうはいかない。
 まずは、ガイド本とネットで、1日のゴール地点を地図で確認する。その上で、その宿場付近のできるだけ安い宿を探す。
 しかし、江戸時代には宿場でも、今はなかなか都合よく宿はない。
 見つからない場合は、駅が近くにあれば、宿のある近い駅へ電車で移動する。
 鉄道沿線でないときは路線バスの利用もある。
 どうしても確保できないときは、その日の行程を調整をする。

 大きな都市の場合は、まずは、宿場近くのカプセルホテルか24時間営業の温泉・銭湯等を探す。
 それがなければ、安いビジネスホテルか旅館・民宿となる。
 できれば疲れた足を伸ばして入れる大浴場があればうれしい。
 基本的には安く上げるために素泊まりである。それも5000円以内が目標である。
 近くに食堂やコンビニがなければ、2食付きにするが、それも6000円代が限界である。
 今回は、カプセルホテル5軒、24時間営業温泉4軒、旅館・民宿・ビジネスホテル6軒となる予定。
 料金は、2000円代2軒、3000円代6軒、4000円代4軒、5000円代3軒である。
 前半の8日間は予約済だが、後半の甲州街道は未予約なので、まだ流動的な部分もある。 

 しかし、ここまでできれば、ほぼ計画は終わりである。これまでが非常に楽しい時間でもある。あとはその通りに歩けるかどうかである。
 10/31に函館を出て、翌日から歩き続ける予定だ。