15kmの部のスタート5分前
この大会は、かれこれ20回以上は出場している大会である。最長の15kmに70歳以上の部があるので、全道各地から70歳以上の怪物たちが参加する。
大会要項
5:00に家を出て、8:30に会場到着。受付を済ませて、のんびりと準備する。
いろいろな大会で顔を合わせる知り合いとの再会も楽しい。
北広島のYancoさんと札幌のtonyさん
帯広のちから!さんと旭川のSaさん
この大会は距離が短い上に、年齢別の順位が出るので、ほかの大会のように滑走中に写真を撮る余裕がないので、このような写真がメインになってしまう。
寒いので、いつもより上下1枚ずつ多く着て、ネックウォーマーもした。アップで滑ってみたが、全然滑らない。雪温がかなり低いようだ。苦戦の予想が頭をよぎる。
10:00のスタート前の情報では、気温が-7℃、雪温-11℃。気温は昨日時点での予想通りだ。普通であれば、気温と1℃くらいしか違わないので、その予報を参考にワックスを選ぶ。-7℃に合わせてハイフッ素のブルーを塗ってきたが、-11℃なら、グリーンを混ぜなくてはらならない。
スタートしたが、案の定嫌になるほど滑らない。一歩一歩ギシッギシッと音がして、ブレーキが掛かっている感じでストロークが伸びない。いつも練習しているコースなので、場所ごとの滑りの感覚が分かっているだけに、そのギャップが辛い。今年2つの大会で負けなかった人たちにも抜かれてしまう。
1周目は、昨年より2分遅い43秒台。気を取り直して2周目に入る。相変わらず滑らない。結局昨年より6分も遅い1時間27分台だった。多分、これまでのワーストタイムかもしれない。
発表になった速報では、昨年より5番も落ちて17位だった。年々60代から若い人が上がってくるし、加齢とともに止める人も増えてくるので、少しずつ落ちてはいたが、一気に5番も下がったのは初めてだ。しかも、エントリーしているのは25名しかいない。昨年まで60歳代のときも含めて、常に真ん中以上にいただけに愕然とする。
いろいろな人に塗ったワックスを聞いてみた。同じ雪温帯のハイフッ素のワックスでもメーカーによっても違いがあったようだ。同じガリウムのワックスは、ハイフッ素でなく、今日のような低温の場合は、むしろフッ素の入っていないベースワックスのブルーの方が滑るという。
トップレーサーのちから!さんに訊いたら、同じガリウムだが、自分が持っていない高い別種類のワックスだった。
いずれにしても、今回は明らかにワックスが合わなくて、自分の滑りができなかったので、来年は雪辱を果たしたい。
それにしても、先週の札幌国際に引き続き、最悪のレースが続いている。なんとか、来週の恵庭30kmは、雪温が上がって気持ちの良い滑走を楽しみ、湧別80kmに繋げたいものだ。
ゼッケンと参加賞のきのこと、抽選で当たった見たことのない1500円もする1回使い切りの贅沢なパッドワックス