最初の2kmの坂を登り切った地点
いつも、この大会はきつい登りが多く、一番辛いレースである。しかし、これまでは辛いなりに滑走を楽しむことができた。
しかし、今回は、26km過ぎから、蹴り足である右の太ももの外側に痛みが出たこともあり、これまでで最も辛いレースとなり、タイムも昨年より22分も遅いワースト記録(5時間22分20秒)となった。後半はひたすら苦しみとの闘いだった。ゴール後のダメージもこれまでで最も大きかった。
目標は、いつも通り「苦しまないで、滑走を楽しみ、結果として5時間を切ること」だったが、いずれも達成できなかった。前半放射冷却で雪温が低すぎて滑らなかったこともあるが、これが現実であろう。
制限時間まではまだ、1時間半の余裕はあるが、辛いだけで滑りが楽しくなかったことから、後期高齢者となる来年の大会は、悔しいが25kmの部にエントリー変えをすることにした。
7時に会場の札幌ドームへ到着。
スタートは9時なので、受付を済ませて、のんびり準備をする。
ゴールはドームの横だが、スタート地点は、ドームから1.2km先である。8:30、そちらへ移動。
8:50、ウェーブスタート第1部のスタート。自分は第2部の9:00スタートである。
今回は、遅いなりに追い越しモードを楽しみたいので、最後尾からスタートした。
スタート直後の2kmの長く緩やかな登り坂が続く。
31.5km地点の白旗山競技場
競技場のエード。
右の腿の外側の痛みが強く、スキーを脱いで休む。すでに、ここの時点で5時間切りは無理である。ここで棄権するかどうか5分以上悩む。ここなら、バスで運んでもらえるからだ。この先で我慢できなくなったらと思うと不安が大きい。
しかし、「50kmはこれで最後にしよう。来年は25kmに。そのためにも、辛くても完走しよう」と決めて、再スタート。このあとが本当に辛かった。
毎日拙ブログを見ておられる石狩市の78歳のYaさんにも抜かされた。
後を追ったが、最後まで追い付けなかった。
ゴールのドームに向かって最後の滑走。
ゴール後にYaさんとのツーショット。昨年は不調で6時間近く掛かったそうだ。
見事にリベンジを果たされたようだが、毎日滑っていて、1月は500kmも滑ったそうだ。
記録証。順位は、ウェーブスタートなので、すぐには判明しない。明日の公式サイトにて。
13個目の完走メダルと大判タオルほか
今夜泊まる近くのつきさむ温泉へ移動。
入浴料は1300円だが、今年から大会要項に980円の割引券が付いていた。
源泉かけ流しの温泉にゆっくり浸かり、ビールと四川風麻婆豆腐と、デザートのミニ抹茶ぱふぇで、冴えない完走祝い。
広いリラックスルームで、ブログを打つ。このほかに、朝まで過ごせる仮眠ルームもある。
もっと詳しい参戦記録は、明日帰宅後のHPの方へ。