2013年の第33回大会の翌朝の朝日新聞の写真・・・最前列真ん中のに440番の自分がバッチリ!
「札幌国際スキーマラソン大会」は、2003年の第23回大会から50kmの部にずっと参加してきた。
この大会はきつい登りが多く、国内最長の80kmの「湧別原野オホーツク」より辛いレースである。加齢に伴い、だんだんその登りが辛くなってきた。70歳を越えてからは、「苦しまないで、滑走を楽しむ。その結果として5時間を切れたら良い」を目標に掲げて参加してきた。これまでも苦しいなりにも楽しかったので続けることができたし、「タイムは遅くなっても、完走できる内は、50kmの部に参加し続けたい」と思ってきた。
しかし、今年は、特に後半はかってないほどの辛いレースとなった。滑走を楽しむどころか、へろへろ状態でなんとか完走はできたという状態だった。当然、ゴール後の満足感はなかった。
「楽しくなくなったら、25kmの部へ移ろう」と漠然と考えていたが、今年のレースは、まさにそれだった。来月には後期高齢者の仲間入りもする・・・ちょうど良い機会かもしれない。
そこで、これまでの13回の完走を振り返ってみることにする。
これまでゴールで首に掛けてもらった13個の完走メダル
表のデザインは毎年同じだが、裏は年度が刻まれている
<これまでの成績一覧(成績は、男子の部で、後ろ人数は完走者数>
①2003年<58歳> 3時間43分56秒(212位/619名)
②2004年<59歳> 4時間19分31秒(304位/646名)
③2005年<60歳> 3時間53秒18分(197位/670名)
④2006年<61歳> 4時間12分49秒(228位/647名)
2007年<62歳> 都合でキャンセル
2008年<63歳> 大腸癌手術のためキャンセル
⑤2009年<64歳> 4時間56分09秒(353位/578名)
⑥2010年<65歳> 4時間12分14秒(321位/643名)
2011年<66歳> 怪我で不参加
⑦2012年<67歳> 4時間20分04秒(258位/508名)
⑧2013年<68歳> 4時間14分17秒(318位/692名)
2014年<69歳> (7km地点でリタイア)
⑨2015年<70歳> 5時間12分43秒(373位/499名)
⑩2016年<71歳> 5時間16分11秒(355位/464名)
⑪2017年<72歳> 4時間56分58秒(314位/431名)
⑫2018年<73歳> 4時間59分37秒(370位/472名)
⑬2019年<74歳> 5時間22分21秒(360位/444名)
エントリー後に都合や大腸癌手術で2回キャンセルし、1回はふくらはぎに肉離れの兆候が出て7kmでリタイアした以外の13回は完走することができた。
この成績を見ると、最初の3年間で2回、4時間切りを果たしていた。初参加のタイムがベストだった。2回目はタイムも順位も落としたが、その後の2年は持ち直して、順位も全体の1/3の辺りにいた。
当時は、「ここで4時間を切ると、湧別では6時間を切れる」と言われたが、まさにその通りだった。ところが、今では、「ここで5時間を切って、湧別で7時間を切る」のが精一杯になっている。
6回目~8回目も4時間台前半のタイムで順位も全体の半分以内に収まっていた。しかし、70歳以降はがくんと落ちて、5時間前後となり、順位も3/4より後ろという状態になっている。今年は後ろに80人しかいなくなっている。50kmの部を卒業するには、ちょうど良いしおどきであろう。もう悔いはない。自分でもよく頑張ったと思う。
25kmの部も今年は、男子で377名のエントリーで344名が完走している。まだ2時間30分は切れる自信があるので、今年のタイムを見ると、順位的にもまだ真ん中辺りで頑張れそうな感じである。
ただし、この時期の50kmが、この後の3レースの良い練習になっていたことは確かなので、来年以降はそのことが少し心配である。
50kmの部の最後となった今回の詳しい参戦記(HPのアップ済み)は下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com/19sapporo.htm
http://sakag.web.fc2.com/19sapporo.htm