癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

おおたき国際スキーマラソン15km & 貯金山

2018年02月12日 | スキー・クロカン

15kmの部のスタート前。このほかに7km、5km、3kmの部があり、合計500名の参加。年々少なくなっている。

 4:45に家を出て大沼から虻田洞爺まで高速に乗り、8:00に大滝の会場に到着。気温が-11℃、雪温-8℃。非常に寒く、風も強いが、幸いに雪は降っていなかった。久しぶりにフェイスウォーマーの上から毛糸の帽子を被った。

 準備をして、受付を済ませて、車に戻るときに、旭川のSaさんが拙著とサインペンを持参してきて、サインを頼まれた。春に新聞を見て、すぐに書店で買ったそうだ。感謝・感謝!

 9:30のスタート時間になっても気温も雪温も上がらなかった。冷えたときはどうしても滑りが悪く、タイムが落ちる。しかし、距離が短いので、みんなペースが速い。ほかのレースのように写真を撮る余裕などない。

        
 ゲキ坂のある赤線の7.5kmのコースを2周する。1周目のタイムは41分で、案の定昨年より7分も
遅かった。
 2周目はのんびりと滑りを楽しみたかったが、ずっと相前後する70代の選手がいて、ゲキ坂で追い越したが、ずっと後ろを付いてくるので、ペースを落とせなかった。お陰で、2周目の方が40分で、1分ほど速かった。
 心配していた一昨日の隅田盛登山の疲れはなかったようである。


    〈途中速報〉

 結局、昨年より想定内の10分以上遅い1時間21分でゴール。順位は70歳以上の部で、昨年より2番落ちて、12位/26名(エントリー数)だった。ほかの選手も全員10分近くタイムを落としていたようだ。

 この大会は、珍しく70歳以上の部があるので、全道から怪物がたくさん参加する。さらに、毎年、下から若い選手が上がって来るので、こちらは落ちる一方である。

 ゴールしたら、いつも参加している函トラのMaeさんご夫妻が声をかけてくれた。今回は函トラからの参加は2人だけだった。さびしい限りだ。
 抽選は、3年連続アロニアのサプリだった。買えば3800円もするらしいが、ほかのものが欲しかった。


 きのこ汁を食べて車に戻る。


⭕貯金山(有珠山外輪山)登山


   〈吉克さんのブログから拝借〉


トラックログ

 ゴール後、当初から計画してきた、地図上には山名は載っていないが、有珠山の南側にある外輪山で双頭(243mと245m)の貯金山へ。低い方に三等三角点が設置され、その名が貯金山という珍名山である。南山という呼び名もあるらしい。

 実は、数年前に夏にトライして、藪が濃くて敗退していた山だった。リベンジは冬と決めていた。

 有珠山登山口の少し上の採石場入口に車を置いて、スキーで有珠山の展望台へ続く車道を登る。


 ゲートの手前の右の林道跡へ進む。



 少し進むと、昔何かの入口標識だっと思われる痕跡が立っている。実は、夏に来たときにも気になったが、この先は人工的な平坦地が広がっているし、電線も延びている。別荘地にでもするつもりだったのだろうか?


 雪が少ないので、スキーで笹藪やヨシ原やオオイタドリの群生の中を踏みつけながら進む。


 右手前の貯金山の向こうに245m峰が見えてくる。その間のコルまで林道跡が続いている。


 コルにスキーをデポして、かんじきを履き、右の貯金山へ。


 笹藪こぎに手こずりながら頂上に到着。山のてっぺんなのに、水道施設のような設備があって驚く。この下に貯水槽でもあるのだろうか?ちょっと考えにくいが…。
 展望は木が邪魔で良くない。


次に245mピークを目指してコルへ下る。


 コルまで下りたら、有珠山が見えた。


 こちらの頂上は、広い平坦地でどこが頂上か分からないくらい。


 南側へ寄ったら、伊達火力発電所が見えた。

 あとは、スキーのデポ地点を目掛けてコルへ下り、スキーに履き替えて、登りのトレースをたどって下山。

 13:15スタート。貯金山まで1時間10分、245m峰まで25分、下山50分、15:40ゴール。トータル2時間25分。

 山名の由来、頂上の施設、裾野の人工的な平坦地が気になる山だった。帰宅後、調べてみたい。

 明日は、天気が良ければ、豊浦のペタヌ山と金山の予定なので、豊浦温泉でのんびりし、豊浦の道の駅で車中泊予定。