《中辺路のスタート地点となる滝尻王子》
今日はスタート地点となる滝尻までの移動と近露までの13kmだけの歩きなので急ぐことはないが、5:00にホテルを出る。新今宮駅で北海道より45分ほど遅い日の出を迎える。
天王寺と和歌山で乗り換えて9:55に紀伊田辺到着。さらに、10:15発のバスに乗り換えて滝尻へ。
この滝尻は熊野三山の聖域の入口とされ、ここから車道を離れていにしえの古道歩きとなる。
11:10、まず、熊野古道館に寄る。展示もあるが、熊野古道入口の観光案内所といった感じ。その向かい側の滝尻王子の横に古道が続いていた。ここを起点として500mごとに標識があり、ペースを掴むのに便利だ。王子とは熊野三山の御子神で参詣者の安全祈願のために祀られたらしい。この先にも不寝王子、大門王子、十丈王子、大坂本王子、近露王子があったが、跡地の方がずっと多かった。
それにしても、スタートからいきなりの急登尾根には驚いた。最初の1kmで標高200mの登りは今日の核心部だった。せっかく370mまで登ったのに200m近くまで下る。
再び登っていくと、民家が現れ、高原の山村へ入って行く。古道も生活道路になっていて舗装されている。楠の巨木が凄い高原熊野神社は、春日造りで室町前期の建築様式を残す中辺路最古の建物と言われている。
そのすぐ先の高原霧の里休憩所で売っていたよもぎ餅が昼食となった。よもぎが多くて美味かった。
旧旅籠の標識の残る民家の間を抜けると再び山道となり、石畳が美しい杉林へと入って行く。このあとはずっと美しい杉林の中の尾根歩きだった。この後、朝に出たと思われる先達に案内された20名ほどのツアーを7グループほど追い越した。
その後もずっと緩やかな登りが続く。最高地点は上多和茶屋跡の688m。そこから近露までの4kmで200mまで下る道を逆には登るのはきつそうだ。
大坂本王子跡を過ぎると中辺路のシンボルと言われる牛馬童子像など(携帯カメラでは撮り忘れ)がまつられた箸折峠。
やがて、眼下に近露の集落が見えてくる。ゴールは近い。昔は宿場町で栄えたらしい。
15:50、今日のゴール近露王子跡に到着。
そこから15分ほど歩いて、Aコープで缶ビールを買い、置物の狸に迎えられて民宿なかのに到着。早速風呂に入って、缶ビールで乾杯。歩数計はホテルから約19000歩。
楽しみな夕食は鮎の塩焼きと鮎の唐揚げを煮込んだもの、合鴨?の鍋、カツオの刺身がメインだった。
今日はスタート地点となる滝尻までの移動と近露までの13kmだけの歩きなので急ぐことはないが、5:00にホテルを出る。新今宮駅で北海道より45分ほど遅い日の出を迎える。
天王寺と和歌山で乗り換えて9:55に紀伊田辺到着。さらに、10:15発のバスに乗り換えて滝尻へ。
この滝尻は熊野三山の聖域の入口とされ、ここから車道を離れていにしえの古道歩きとなる。
11:10、まず、熊野古道館に寄る。展示もあるが、熊野古道入口の観光案内所といった感じ。その向かい側の滝尻王子の横に古道が続いていた。ここを起点として500mごとに標識があり、ペースを掴むのに便利だ。王子とは熊野三山の御子神で参詣者の安全祈願のために祀られたらしい。この先にも不寝王子、大門王子、十丈王子、大坂本王子、近露王子があったが、跡地の方がずっと多かった。
それにしても、スタートからいきなりの急登尾根には驚いた。最初の1kmで標高200mの登りは今日の核心部だった。せっかく370mまで登ったのに200m近くまで下る。
再び登っていくと、民家が現れ、高原の山村へ入って行く。古道も生活道路になっていて舗装されている。楠の巨木が凄い高原熊野神社は、春日造りで室町前期の建築様式を残す中辺路最古の建物と言われている。
そのすぐ先の高原霧の里休憩所で売っていたよもぎ餅が昼食となった。よもぎが多くて美味かった。
旧旅籠の標識の残る民家の間を抜けると再び山道となり、石畳が美しい杉林へと入って行く。このあとはずっと美しい杉林の中の尾根歩きだった。この後、朝に出たと思われる先達に案内された20名ほどのツアーを7グループほど追い越した。
その後もずっと緩やかな登りが続く。最高地点は上多和茶屋跡の688m。そこから近露までの4kmで200mまで下る道を逆には登るのはきつそうだ。
大坂本王子跡を過ぎると中辺路のシンボルと言われる牛馬童子像など(携帯カメラでは撮り忘れ)がまつられた箸折峠。
やがて、眼下に近露の集落が見えてくる。ゴールは近い。昔は宿場町で栄えたらしい。
15:50、今日のゴール近露王子跡に到着。
そこから15分ほど歩いて、Aコープで缶ビールを買い、置物の狸に迎えられて民宿なかのに到着。早速風呂に入って、缶ビールで乾杯。歩数計はホテルから約19000歩。
楽しみな夕食は鮎の塩焼きと鮎の唐揚げを煮込んだもの、合鴨?の鍋、カツオの刺身がメインだった。