今日、も~さんから彼が2010年に79日間かけてMTBで踏破したイザベラバードの歩いた道&塩の道&羽州浜街道の2500kmの野宿旅をまとめた自家製本『街道踏破』を分けてもらう約束をしていた。
彼の家へ訪問。まずは、彼が一昨日登ったトレースを、こちらが昨日辿ったばかりの姉弟山談義で盛り上がった。地形図を前にいろいろな可能性やルート採りの話、藪漕ぎ登山の面白さやGPSの効能などで話が弾んだ。さらに、秋頃から新しく取り組んでいる毛無山からの旧道探索を初めとするいろいろな古道探索の話やら、その参考資料や苦労や楽しさ、人々との繋がりなどを見聞きして、1時間半ほどの楽しいひとときを過ごさせていただいた。
ついでに、ここ数年の調査をまとめた『下二股口台場調査報告書』と最近の調査登山『古部丸山旧道コース』も分けていただいた。彼は、いろいろ調べたことを必ず印刷物としてまとめているのにも頭が下がる。まだ、要塞になる前の函館山の旧三十三観音の設置場所やその参拝道をまとめた資料も欲しかったが、たまたま印刷した手持ちがなかったようだ。
帰宅後、早速『街道踏破』を読み始めたが、面白くて止められなくなる。それぞれの場所の歴史も調べていて記述されている。イザベラバードの歩いた道も少し読んでみたが、その場所の彼女の記述も挿入されていて、現在との違いや当時の面影なども記されている。さすが旅の達人だ。こちらも旅に出たくなってしまう・・・。
夜は、妻の内職の仕事納めに合わせて、居酒屋「つぼ八」で二人だけの忘年会をした。妻はアルコール類は一切飲めないが、いろいろな料理が楽しめる居酒屋が好きだ。妻は明日から9連休とのこと。