まだちょっと早いと思ったが、年賀状を印刷した。ひと言コメントをゆっくり書きたいこともあった。ここ20年ほどは、その年に登った山で強く印象に残った山の写真と近況報告で構成している。
今年の写真は、天候に恵まれた9月9日に、年甲斐もなく、日帰り登山に挑戦した日高山脈最高峰の幌尻岳を隣の戸蔦別岳から撮ったお気に入りの1枚だ。高度感のある細い七ッ沼カール壁上のコルを越え、一番奥に見える頂上まで往復したのが懐かしい。また、近況では、<3月に古希を迎えるが、今年もがんばりたいこと>を列記した。
最近の年賀状は、表も裏もPC印刷で、ひとことのコメントもなく、型通りの絵や言葉だけで味気ないものが多い。はっきり言って、そのような賀状は、名前を確認するだけで何の印象も残らない。些細なことでも良いので、その人らしさが伝わる賀状はとてもうれしい。
自分も両面印刷だが、写真も近況も自分の元気なことを伝えたいと思っている。また、空いているところに、ひと言だが、必ずその方への直筆コメントを入れることにしている。
昨夜、古くからのお付き合いになる東京のお台場なにわやさんから、「おしかった!」というコメントの画像が届いた。何がおしかったのか思ったら、このブログの親サイト「一人歩きの北海道山紀行」のアクセス数が230万件に6人遅くて、キリ番(キリの良い数字)をゲットできなかったと言うことらしい。
昔は、この数字が増えていくことがうれしくて、自分でもキリ番をゲットしたり、キリ番をゲットした方に記念品を贈ったりしたこともあった。しかし、最近は数字が大きくなってしまい、自分自身がその変化にすっかり疎くなってしまっている。
それにしても、15年という年月の積み重ねではあるが、我ながら凄いアクセス数だと思っている。ほかのサイトを見ても、これだけ多いアクセス数は目にすることはほとんどない。最近は、9年目になるこちらのブログのアクセス数も増加気味だ。ホームページにしてもブログにしても、この数字は「読んでくれている人がこれだけいるんだ」という証拠であり、更新の大きな原動力や励みにもなっている。基本は自分の記録のつもりではあるが、すべて、読者の皆様があっのてホームページであり、ブログである。
この場を借りて厚くお礼を申し上げたい。「ありがとうございます。今後ともお付き合いの程よろしくお願い致します」