一等三角点と天測点の設置された「瀞台」頂上
昨夜は珍しく二次会最後のメンバーとなり、12時まで飲み、8時まで爆睡した。ずっと20時には寝て3時か4時には起きる生活だったのに・・・。
今日は天気予報が雨がらみだったので、山の予定は組んでいなかった。まず、コインランドリーで洗濯をした。ところが、夕方まで雨は降らない予報なので、ふと思いついて、長沼町と由仁町の町界線上に拡がる馬追丘陵の「長官山」(254m)と「瀞台」(しずかだい)(273m)を登ることにした。
馬追丘陵は「馬追自然の森」と呼ばれ、大規模な遊歩道が設けられ、丘陵上の主ピークが「瀞台」と「長官山」である。「瀞台」は、一等三角点の山(点名・馬追山」で、全国に48箇所設置された天測点の第1号が設置された山でもある。山名は明治19年北海道庁技師 内田瀞氏がこの山に登り、植民地地区選定を行った業績を讃えて「瀞」の一字を入れた山名としたことに因る。また、長官山は、第3代北海道庁長官の渡辺千秋がこの山へ登って石狩平野の開拓の構想を練ったことを記念して名付けられたとのこと。
整備の行き届いた遊歩道は、7箇所の入口がある。その中で、長沼から由仁へ向かう道道3号線が馬追丘陵を越える峠の途中にある「馬追温泉」を基点として、それぞれを往復するのがもっとも効率良く両方の山に登れそうだ。
まずは、距離の短い「長官山」へ。戻ってきて、向かい側の遊歩道から「瀞台」を往復した。途中の展望はないので、足元の花を見ながら登ったが、時期的に・地味な花ばかりだった。しかし、頂上からは、遠望は霞んでいたが、長沼町の展望が広がっていた。
12:10スタート、「長官山」登り35分、下り20分、「瀞台」登り40分、下り30分 14:35ゴール。
下山したら、タイミングよく雨が降ってきた。長沼温泉でのんびり過ごし、この後は長沼の道の駅マオイの丘で泊まり、明日午後からのスキー関係の会議に備える予定。
遊歩道入口に設置されている案内板
展望台のある長官山の頂上
ツクバネソウ(葉が4枚)とクルマバツクバネソウ(葉が6~8枚)
ヤマシャクヤクのつぼみ
ニリンソウで彩られた「瀞台」への遊歩道
ニリンソウの群生があるとつい探してしまうミドリニリンソウ
「瀞台」頂上からの長沼町の展望