<通院途中で目にした梅の花>
昨日は、一日中開腹部の傷なのか、内部なのかよく判らない痛みに苛まされた。動くのも億劫で、ずっとソファーで転がっていた。しかし、一晩寝て起きたら、何ごともなかったようにケロッとしている・・・今日は、午前中に、隔日の傷の手当てで、外来治療を受けてきた。
今日の担当は、I医師と一緒に手術に当たってくれたNa医師だった。一番気になる臍の右側の内側の痛みについて聞いてみた。「手術で繋いだところに近いけれど、今現在痛みがないなら気にしなくても良いでしょう」と言われてひと安心。そういえば、入院中の20日にも同じようなことがあった・・・そのときは、自分で、「天候のせいでしょうね?」とNa医師に話していたのだったが、今回もその類か・・・?
しかし、夕方になって、また、臍の右側の痛みが出てきた。この痛みが一番多く、特に曲げ伸ばしをするときに痛むことが多い。これがもし癒着によるものなら腹痛になるらしいが、その痛みとは違う感じだ。明後日の外来治療のときにも痛かったら、もう少し、詳しく聞いてみようと思う。前回の手術の後にはなかった痛みなので・・・。
癌の方は取ってしまえば、それで終わりなのだが、回復は手術で受けた身体的なダメージとの闘いだ。手術前は、体調も悪いわけではないので、病気という感覚はまったくなかった。しかし、手術されて、重病人になった感じ・・・数日間の強烈な痛みとの闘いに始まり、開腹部の傷の痛み、腸の調子による張りや痛み、不安定な便通、脂肪肪融解とやらで今も治療中の傷の内部、そして、一番多く出る臍の右側の気になる痛みなど・・・日が経つに連れて、徐々に治っていくものと信じたい。
そういえば、前回のときは入院中にボイラーが故障した。17年もの長生きだったので、新しい物と交換した。今回は、退院の前日に10年目のストーブが故障した。昨日業者に診てもらって、点検整備といくつかの部品の交換で済んだ。人間の体も故障部分を取って繋いだり、部品を交換したりしたら、即時に元通りに復活できたらどんなに楽だろう・・・?