癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

入院18日目(術後10日)

2011年04月16日 | 大腸癌日記
         
          <6日ぶりに食べた今日の朝食>

 一昨夜の激しかった腹痛はどこへやら・・・・丸5日食べていなかった食事にようやくありつけた。人生の中で、これほど食事を摂れなかったのは初体験かも・・・? 朝食は1/3、昼食は1/2、夕食は2/3と、腹が驚かないように徐々に増やしていった。

 特に異常もなく、食後も順調に経過している。便の様子に現れるのは明日のことだろう。主治医も「この調子なら、来週早々にでも退院できるかもしれませんね~」と言われた。別に急ぐ訳ではないが、順調に経過して欲しい。

 点滴の処置をしてもらって、一昨日に引き続き、2度目のお風呂に入った・・・風呂は、やはり気持ちが良い!

         
         <サイアムさんからのお見舞い品・・・現地の木工工芸の時計>

 ここ数日、連日見舞客の訪問を受けているが、今日は、会ったこともない意外な方のの訪問を受けた・・・「タイから来ましたサイアムです」・・・いつもこのブログにコメントをくださる20数年もバンコクに在住している函館出身の男性だ。

 今回の帰省は知っていたが、まさか、病院まで訪ねてきてくださるとは思わなかった・・・感激の初対面だったが、以前から、「居酒屋で飲みながら山の話をしたいですね」と約束していたので、このような形での初対面になるとは思ってもいなかった。向こうは今が大正月で、それに、土日を付けての帰省となったようだ。

 大学を出てすぐに向こうへ渡り、仕事に就いたそうだ・・・実は、大学時代山岳部で毎年のようにヒマラヤ遠征へ出かけ、ネパールの山中に滞在することが多かったそうだ。そのたびに近くの中心都市バンコックを起点にしていたことが、向こうに住み着くきっかけになったようだ・・・今は、多くの現地人を雇う、海外旅行企画関係会社の社長さんだ。