八郎沼公園内(北斗市向野)の紅葉に彩られた木々をライトアップするイベント「北斗紅葉(もみじ)回廊」(市、市観光協会主催)が23日から開催されている。11月8日まで。
四季折々の景観が楽しめる同公園の魅力を発信しようと初めて企画。公園内はカエデやツツジ、サクラなど約2000本の樹木が植生し、沼を囲む遊歩道沿いの一部を、照明器具を載せたいかだを沼上に浮かべ照らした。
因みに、八郎沼の起こりは、弘化3年(1846年)伊予国(現愛媛県)生まれの山田致人が、明治13年(1880年)に向野の観音山で酪農を始めたことにある。乳牛頭数5頭、うち4頭は雌であったという。致人が牛に水を飲ませるために池を掘って水を貯えたもので、それが水田の用水ともなった。
後年、中村長八郎氏が修築し、養鯉場や水田かんがい用のために造ったのがこの沼であり、長八郎の名前にちなんで「八郎沼」と名付けられたといわれている。
ライトアップ前
ライトアップ後
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