栄電気のココロ

栄電気の周りで起こる出来事を書いています。お客様との出来事や電気の事、江東区亀戸から発信しております。

狭い所でのエアコン工事は得意

2019年02月08日 19時28分40秒 | エアコン工事
中央区日本橋のお客様。 

亀戸にお住まいの方で仕事で日本橋にお店を持っているお客様からのご依頼。 

普通は亀戸からちょっと離れた商圏外なのでお断りするのですが、亀戸にお住まいなのでお受けする事にしました。


エアコンが不調の事。 

取り付けた業者に相談を最初したそうです。 

そしてその答えが、狭くて修理は出来ないという事でした。 

販売し、取り付けはしたのにね。 

まだ設置4年ほどなので、何とか修理して欲しいということでした。 



ビルとビルの間。 

そこまでのアクセスはお店の窓から外に出ます。 

確かに狭い。おデブさんではその間に入る事は不可能。 

室外機をおいてあるスペース見ても、設置条件が最悪です。 

室外機の吹き出し先はすぐ隣のビルの壁です。 



それでもここしか設置できません。 

どの業者もこの判断に間違いはありません。 


そしてこのエアコンの不具合は? 

ガス漏れでした。 

なんとなく想像できます。 

設置条件が悪いので、取り付ける体勢も大変だったと思います。 

配管の取り付けなど手がうまく届かなかったのでは無いかな? 

無理な姿勢をしてやっと設置したそんな感じだったと思います。 


私の場合、そんなにおデブではないし、そこそこ柔軟もありますので、うまく配管の取り付けをやり直し、

ガスを入れる事が出来ました。 

運転を再開し暖かい風が出てくると、お客様は安堵の表情に。 

『まだ4年で買い替えるなんて・・・』そういうお客様。 

確かに今の電気製品の市場というのは、修理をするより買い替えを勧めるのがほとんどです。 

量販店に行けば間違いなくね。 だって『量』『販』『店』だもの。 


私だってそりゃ買い替えを勧める時も在りますよ。 

ケースバイケースです。 

今回4年という事と困難な配管のやり直しとガス入れの工賃を考えても私が修理するのだから安くすむ。 

そう思い修理をする事にしました。 

これが外部委託しているお店だと高い工賃になるので、買い替えた方が良いのかも知れない。 

買い替えるのか?修理をするのか? 両天秤にかける提案をしてあげないと。

『売るだけの店ってなんなのかね~』

お客様のその言葉が印象的でした。 

暖かくなってよかったですね。 

ご依頼ありがとうございました。

望まない出会いがそこにある

2019年02月06日 11時07分24秒 | Weblog
保護司という仕事を知ってもらうため、時々その活動の事も書いて行こうと思います。 

ただ、保護司の活動は公言出来ない事も多いので、その辺を踏まえて書いて行きますね。 



『望まない出会い』先日の就任研修で聞いた言葉がグサリときました。 

保護観察を受ける対象者と、保護司の出会い。 

これはお互いに望んで起きた出会いではありません。 


商売でのお客様との関係や友人関係のように、好き嫌いもないし、利益の為の関係でも無い。 

言葉は悪いけど、お役所から一方的に任命された出会いなのです。

今まで私は、好きな事をする、嫌ならやらない。 そんな考えで活動してきました。 


でも、この仕事は違います。 

嫌でもやらなければならない仕事なのです。 

この『望まない出会い』でも受け入れなければならないのです。 


先日先輩保護司の方と話をしました。 

小学生の万引きで警察沙汰になる案件が出ているそうです。 

昔でしたら、商店で子供が万引きしても、警察に言う事はまずありませんでした。 

お灸をすえて終わるか、せいぜい親や学校に報告して終わりでした。 

地域の皆さんで子供たちを正しい方向にいくよう、間違った方向に向かっていたら修正してあげる作用が働いていました。 


ところが、今の小学生が万引きする場所が大手のスーパーなどになったのです。 

個人店や小規模なお店が無くなり、シャッター商店街に。大規模スーパーなどが普段買い物する場所となった現在。 

万引きする場所も大手のスーパーに変わっていきました。 

大手のスーパーでは万引きを捕まえたら警察へ通報がマニュアル化されている所もあり、それが例え小学生でも通報され警察沙汰となってしまうのです。 


子供たちの感覚も昔世代の私達からの感覚とは違ってきているようです。 

『悪い事してもお天道様が見ているんだぞ』そんな教えで私達は育てられました。 

ところが最近の子供たちの感覚は。

『悪い事をしても、防犯カメラは見てない』そんな感覚の子供もいるそうです。 


まだ私は保護司として、対象者を受け持っていませんが、こういう子供たちをどう向き合っていけばいいのか? 

今まで私の中にあった自分の『物差し』というのは一度取っ払わないと、対処できないんだろうなぁ。 そう思いました。 


望まない出会いが嫌なのに、なんで保護司をやるようになったのか? 

そう思われる方もいるでしょうね。 

それは、やっぱりこの街が安全で暮らしやすい街にしたいから。 

大きな目的の為にその途中の行動はもう嫌とは言わないよ。

厳しい冬を乗り越えて春が訪れるように。

朝日を見たかったら、夜を過ごしように。 

ちょっと自分に言い聞かせてみました。


玄関ドアホンの電池式はおススメしない理由

2019年02月03日 12時10分41秒 | 商品案内
集合住宅のお客様より、ドアホンが鳴らなくなったと相談を受けました。 

恐らく玄関の押し釦かな? そんな予想をしながら伺ってみると。

おおおっつ 

これだな。 

すぐ分かりました。 



このメーカー。 

このメーカーのこの機種は玄関子機と、室内親機が電線でつながっていません。 

電波で通信されています。 

・・・となるとどういう仕組みかわかりますか? 



普通は玄関子機を外と電線がつながっています。 

配線が出来ないところではよくこの無線式が使われます。 

電線が無いのですから、電源の供給は乾電池となります。 

玄関子機の裏のフタをビスで外し。



はいありました。




乾電池を交換して、ドアホンは鳴るようになりました。 


お客様はマンションの改修工事でやってもらったので、電池が入っている事を知りませんでした。

(まぁ恐らく説明はあったと思いますが、忘れちゃっていたと思います) 


そもそも家の住民は自分の所のドアホンを押す事はしないですよネ。 

ここ大事!!! 

気が付くのは、宅配業者が来て不在メッセージが入っていた時。『あれ!私居たのよ!』 

それまでは来客が来ても気づかずに帰ってしまったと思います。 

住民以外の人が押すのが目的のドアホン。 

それの電池切れが気づかない仕組みってどうかと思う。 

何人もの人が迷惑をしてます。 

宅配業者の再配達は問題になっていますよネ。 

留守じゃないのに、再配達を発生させてしまっているのです。 

上記の理由より、ドアホンは電池式をオススメしていません。 

でも、建物の都合どうしても無線の電池式を使う場合があります。 

こういう時は、定期的に電池を交換してください。 

そう、年一回は交換してくださいね。 

でも、これ見て。 



ドライバー使ってドアホン子機を外し、ウラ蓋も小さいビスを2本外して。 

とても面倒です。 

電池を使うモノは、道具を使わず交換できるようになってれば良いのにね。  


今回のお客様は、この作業が嫌だというので、毎年私が電池交換をしに伺うようになります。

そんなサポートもありですね。 

ご依頼ありがとうございました。