栄電気のココロ

栄電気の周りで起こる出来事を書いています。お客様との出来事や電気の事、江東区亀戸から発信しております。

玄関ドアホンの電池式はおススメしない理由

2019年02月03日 12時10分41秒 | 商品案内
集合住宅のお客様より、ドアホンが鳴らなくなったと相談を受けました。 

恐らく玄関の押し釦かな? そんな予想をしながら伺ってみると。

おおおっつ 

これだな。 

すぐ分かりました。 



このメーカー。 

このメーカーのこの機種は玄関子機と、室内親機が電線でつながっていません。 

電波で通信されています。 

・・・となるとどういう仕組みかわかりますか? 



普通は玄関子機を外と電線がつながっています。 

配線が出来ないところではよくこの無線式が使われます。 

電線が無いのですから、電源の供給は乾電池となります。 

玄関子機の裏のフタをビスで外し。



はいありました。




乾電池を交換して、ドアホンは鳴るようになりました。 


お客様はマンションの改修工事でやってもらったので、電池が入っている事を知りませんでした。

(まぁ恐らく説明はあったと思いますが、忘れちゃっていたと思います) 


そもそも家の住民は自分の所のドアホンを押す事はしないですよネ。 

ここ大事!!! 

気が付くのは、宅配業者が来て不在メッセージが入っていた時。『あれ!私居たのよ!』 

それまでは来客が来ても気づかずに帰ってしまったと思います。 

住民以外の人が押すのが目的のドアホン。 

それの電池切れが気づかない仕組みってどうかと思う。 

何人もの人が迷惑をしてます。 

宅配業者の再配達は問題になっていますよネ。 

留守じゃないのに、再配達を発生させてしまっているのです。 

上記の理由より、ドアホンは電池式をオススメしていません。 

でも、建物の都合どうしても無線の電池式を使う場合があります。 

こういう時は、定期的に電池を交換してください。 

そう、年一回は交換してくださいね。 

でも、これ見て。 



ドライバー使ってドアホン子機を外し、ウラ蓋も小さいビスを2本外して。 

とても面倒です。 

電池を使うモノは、道具を使わず交換できるようになってれば良いのにね。  


今回のお客様は、この作業が嫌だというので、毎年私が電池交換をしに伺うようになります。

そんなサポートもありですね。 

ご依頼ありがとうございました。