電気製品は高額商品が多い。
恐らく多くの人が、量販店に行ったり、ネットで口コミ情報を調べて、念入りに商品選定するのでは無いでしょうか?
高額商品ですからね。
でも、街の電器店を利用するお客様はどちらかと言うと『お任せ』が多い。
それは店を信用しているから、さらに言うと私を信用しているから。
そう思っています。
このブログをご覧になった方で、初めてのご利用でも恐らく過去の記事も読んでくれているので、信頼関係が出来ているのでお任せで頼まれる事が多い。
このブログを通して貴方と信頼関係が出来ているんですよね。
今日は、そんな信頼関係があるので、電話一本でエアコンの入れ替え工事を行なった3年前の事例を紹介します。
------ 3年前のブログより ---------
『もしもし、栄電気さん、エアコン入れ替えて欲しいの 』と唐突な電話。
その口調は慌ただしい感じでした。
『もう一度電話するわ』 という事で一度電話が終わりました。
何だったんだろう?この電話。 名前が一般的なIさまと名乗ったけど、声の感じで記憶をたどっても特定できませんでした。
再び電話が来てようやく状況を説明してもらいました。
I様は当店近くにお住まいでお一人で暮らしています。 過去照明器具の事でいろいろお世話になりました。
そのI様は現在入院中。 病院なので携帯電話が使える環境が限られているので手短に連絡を取りたかったようでした。
病院からわざわざ当店へのご依頼内容は、現在故障しているエアコンを退院までに交換しておいて欲しいというご依頼でした。
でも、入院中という事で機種の選定は? ご予算は?
そのことを尋ねると、『栄電気さんに任せます。』 という事でした。
そして、知人に部屋を開けてもらって一度下見をしてほしいと言う事でした。
下見をした時に知人の方にI様の状況の聞き取りをしました。
身体、特に手足はどうなのか?耳の聞こえはどうなのか? 暑がりなのか?寒がりなのか?
エアコン選定に何で? 部屋の間取りと取り付け位置だけ確認すれば良いのでは? と思われるかも知れませんが、当店では使う人に合わせた機種選定を行っています。
より使いやすく快適に使える機種選定を心がけています。
機種を決定し、立ち会ってくれた方に説明し、I様の了解を得てもらいました。
そして。
工事完了。
(外して来たエアコンですけど。。完成写真忘れました)
自分でもI様向けに最適なエアコン選定だったと自負しています。
退院後は改めて、操作の説明をしに伺う予定です。
ちょっとしたサプライズで、病床に届くようにハガキを書きました。
笑顔になっているI様の様子を想像しながら。
ご依頼の感謝を込めて。