電気工事を直前になってドタキャンされたあるお客様。
街の電器店にはよくある子世代の介入によるキャンセル。
材料を揃え電力会社への図面も完成し、手配も完了し施工の直前のキャンセルでした。
一方的なキャンセルの申し入れ。こちらは材料も手配も全て完了しているという事を伝えても聞く耳を持ちませんでした。
もうこれで今までのご縁はなかったと思いしばらく疎遠の状態でした。
あれから8年経ったところでしょうか?
台風直後の慌ただしい時でした。エアコンを入れ替えてほしいと子世代の奥様から連絡がありました。
やはり前回ドタキャンしたことのわだかまりが気になっていたらしく、まずはお詫びをさせてくださいという言葉から始まりました。
私はもう二度ととかブラックリストとか出禁とかそういう事は致しません。
その時の仕事に縁がなかったと流すようにしています。
その時は悔しい思いをしましたが、だからと言って今、困って来ている人を門前払いには出来ません。
疎遠になっていた8年間おそらくお客様もちょっとした細かいことを頼みたかった事でしょう。
でもそれが言いにくかったようでした。
伺うと、あれも、これもとエアコンの入替工事以外の細かい作業の依頼もありました。
作業が終わり会計を済ませ、来年のカレンダーをお渡しすると。
『これこれ! このカレンダーが無くて寂しかったのヨ。』と。
久しぶりに見る栄電気のカレンダーを喜んでいました。
再びご縁がはじまりました。
ご依頼ありがとうございました。