栄電気のココロ

栄電気の周りで起こる出来事を書いています。お客様との出来事や電気の事、江東区亀戸から発信しております。

職場の休憩室でコンセント火災

2022年06月18日 19時11分16秒 | Weblog
コンセント火災というと脅かすような表現だけど、このようにコンセントが焦げる所をよく見ます。

冬に多いのですが、先日はある会社の休憩室のコンセントがこのように焦げたのでその原因を説明します。


休憩室なので仕事中はあまりこの休憩室は利用されていません。

お昼休みになり一斉に休憩室は賑わう。

電気ポットや電気ケトルでお湯を沸かす人。
コーヒーメーカーを使いだす人。 
買ってきたお弁当を電子レンジで温める人。

そのような調理家電が一斉に使われます。

どの電気機器も消費電力が大きいのです。

ここで疑問が出ると思います。電気を使いすぎるとブレーカーが落ちるのではないかと。 

ブレーカーが落ちる時というのは例えば20Aのブレーカーで20A以上使っても直ぐには落ちないのです。何分か?猶予があります。

上記の機器の使用環境を想像してください。 
電子レンジでお弁当を温めるのに1分程度でしょうか。
電気ポットも数分、電気ケトルも1分ないと思います。 

どれも使う時間が短いので電気を多く使ってもブレーカーは落ちないのです。 
でも、使うコンセントはその都度ダメージを受けてます。
恐らく加熱していると思います。短時間ですがそれが繰り返されてます。

その結果、このように焦げてしまう事があるのです。 
また、このような環境は机の下などのコンセントから使われてます。
一度プラグを挿してから下手をすると数年間。
その間にコンセントとプラグの間にホコリがたまり、それが梅雨時は湿気をもって漏電し、使う電力の加熱も加わり焦げてしまうのです。

今回の対処はコンセントは交換し、使う機器を別のコンセントから使い分散させるようアドバイスしました。

職場で同じような環境のところ、多いのでは? 
一度確認して下さいね。


コロナ療養が終わるまで待ってくれたお客様

2022年06月15日 12時14分42秒 | お客様との絆

新型コロナウイルスの陽性となり、無症状でしたが10日間宿泊療養をしました。 その間栄電気も休業しました。 


休業にあたりご予約のお客様にお詫びの電話やメールをしている間にも、事情を知らない方からも依頼の電話もありました。


その依頼の一つに、『栄電気さん、今朝テレビが壊れたんだけど見に来てくれない?』とT様から電話がありました。 
コロナで店を休業して10日間は休まない事を伝えました。 


T様にテレビの故障状況と使用年数が15年経っている事から修理より買い替えた方が良い事を伝え、10日間もテレビが無い事を不備に思い、『ヨドバシやヤマダで買った方が良いですよ』と伝え電話は終わりました。


10日間の療養を終え店を再開。 
休んでたぶんの作業をスケジュールを組み直し、店に出たり入ったり慌ただしい開業初日でした。
そんな日にT様が来店。
『Tさん!どんなテレビ買ったの?』と私は聞いてみました。
T様は血圧計の電池を購入する為に月に数回来店するので恐らく今回も電池を買いに来たのだと思ったのです。 
ところが。。
『テレビ買いに来たのよ』
『他所でなんて買わないわよ』
『帰ってくるまで待ったてのよ』


泣きそうになりました。


自転車で5分も走れば量販店でテレビを買えるのに。10日間テレビ無しの生活をしていたそうです。




テレビはどこでも買えます。
栄電気が特別安いわけではありません。


それでも栄電気で買いたい理由は何か? 
お客様の気持ちに寄り添った提案やアドバイスをしてる事が伝わったからかな?そう思っています。 
とかく販売店は売りたがるからね。お客様というより、店やメーカーの方に顔を向けて商売をしている。


今回は他で買った方が良いとアドバイスしました。休んでるから待ってね!なんて言いません。 


信頼されることは一朝一夕では成り立ちません。
日々の行動によって蓄積された結果だと思います。 


今回のT様の10日間も待っていた事に感激し、こうしてブログに残しておくことにしました。 


そして、この事を友人に話したら、友人まで感激してくれブログを書いてくれたので二人のブログもリンクしておきます。読んでくれたら嬉しいです。



2人に感謝です。