最近の新築住宅やリフォームしたマンションではエアコンの配管が壁に埋め込まれている隠蔽配管の仕様が多くなってきました。
配管が見えないので部屋の中がスッキリするメリットがあります。
また外壁周りも穴を開けないので防水面でもメリットがあります。
最近問題になっているのがエアコンが古くなりまたは故障して入替る時に設置出来ない、断られたという問題が話題になっています。
また設置直後は問題ありませんが長年使っていて不具合が起きた時に問題解決に難儀する事があります。
そんな中の一例としてドレン周りのトラブル例を紹介します。
ドレンとは室内機から出た水を排水する経路でこれも壁の中に配管があります。
この排水が外の見える所にあれば良いのですが、建物内のどこかの排水管に接続されてる時にトラブルが発生した場合に困るのです。
こちらは水漏れを起こしました。
こちらは水漏れを起こしました。
排水経路の何処かに水が詰まっているのが原因ですが、それがわかりません。
壁を開口する場合もありますがあちこち開けるわけにもいきません。
今回は壁に水が出て行く入口で私が吹き出してみました。初めは吹くにあたり抵抗感がありました。やはり何か詰まってたようです。 何回かふーふーと吹き出していくうちにスムーズに吹き出すせるようになりました。これで排水も滞りなく流れると思います。 ただこれはまた再び起こる可能性が残ります。
今回は壁に水が出て行く入口で私が吹き出してみました。初めは吹くにあたり抵抗感がありました。やはり何か詰まってたようです。 何回かふーふーと吹き出していくうちにスムーズに吹き出すせるようになりました。これで排水も滞りなく流れると思います。 ただこれはまた再び起こる可能性が残ります。
こちらは臭いに関するトラブルです。
エアコンから下水の様な臭いがすると相談されました。
これも排水管が何処に配管されているか?分かりません。
臭いに関しては上のように詰まりとは違い配管そのものを変えなけば解決しません。
ココが隠蔽配管の大きなデメリット。
今回はとりあえずホースをそのまま垂らしバケツを置いて一時しのぎをしてもらうようにしました。
そして夏が終わって落ち着いたらドレンだけ隠蔽はやめて露出配管することにしました。
エアコンの隠蔽配管は始めの設計の時が大切です。何処に配管するか?
10年後の事を想定して設計配管されているか?
その事を考えて設計施工を欲しいと修理や施工する私からの意見です。
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