栄電気のココロ

栄電気の周りで起こる出来事を書いています。お客様との出来事や電気の事、江東区亀戸から発信しております。

大きなエアコンにしたい(200Vの話)

2020年11月06日 18時56分28秒 | エアコン工事
今より大きなエアコンにしたい!

そんな相談を受けました。
大きなエアコンってボディサイズが大きいって事では無いですよ。(そんな事誰も思って無いか)

そう、能力をUPしたいというご相談でした。
今までは12畳用のエアコンでした。
それを16畳用に能力をUPしたいという事でした。


ここで注意して欲しいのは電圧です。
16畳用クラスになると電圧は200V必要です。200V!って聞くと業務用と思う人居るでしょうね。

一般家庭でも200Vの電圧のエアコンに変更出来るのですよ。


電力会社に申請や大掛かりな工事が必要?
そう思うかも知れませんね。

大丈夫。

一般的な戸建ての家やマンションならコンセントを交換して、分電盤の中のエアコンに接続してあるブレーカーの所を200Vに変更すれば可能なのです。
栄電気の場合はその費用は2000円です。

200Vに変更して他の電気機器に影響ないのか? そんな疑問を持つ方もいる事でしょう。 

大丈夫。 

エアコンと分電盤の中にある個別のブレーカーは一対一になってます。
(これを専用回路と言います) 
ですから、エアコンのコンセントだけ200V になって、他の回路は100Vのままなのです。

エアコンの能力表記というのは冷房で表記されています。 
エアコンの暖房が弱いという方は真夏に安いエアコンを買ってしまったからです。

今は暖房能力が高いエアコンが発売されています。 
石油やガスをやめてエアコンで暖房を考えている方はそんな暖房強化したエアコンが各社発売されていますので、そんな機種を選ぶとよいと思います。



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隠蔽配管でドレンパイプが細かった。

2020年10月02日 19時09分59秒 | エアコン工事
隠蔽配管は外してみないと分からない事が多い。過去の経験から想定して準備をして行きますが今回は想定外だったので2回に分け2日かかりで作業しました。

想定外だったのは、埋め込まれたドレンパイプ。(排水するパイプです)
この壁の中を覗くと。


13というパイプのサイズです。これだと細いのです。 
今までは、塩ビパイプを炙って柔らかくしてエアコン室内機のホースに接続してありました。 もしかして昔はこれが標準だったのかも知れません。
でも今は違うし、これだとこの先再びエアコンを入れ替えるときや、メンテナンスするときに支障が出ます。


さてどうするか? 考えた結論は、壁に点検口を設け、ドレンパイプの異形継手を使って太くする。 この方法にすることにしました。
後日部材を用意して再び作業開始。


エアコン室内機の下を思い切って開口。グレーのパイプが塩ビ管です。
ここを途中で切断し、異形継手を取付ました。



こんな感じに取付しました。


あらら、完成写真が抜けていた。 
点検口なので、メンテナンスの時は開けられるようになっています。

これで無事にエアコンが取付できました。 

当然こういう仕事は量販店では出来ないと思います。 

今、日本全国から問い合わせが来ています。あちこちで断られたエアコン工事をどこに頼んで良いか?探している人がたくさんいます。 
そんな人々の話を聞くと、ネットだけで営業している工事専門業者は少し不安があるようです。 

店を構えて営業している所の方が安心するそうです。

何かあっても雲隠れしない。リアル店舗があって歴史あるお店。

実はそういうお店はあるのですが、発信してないので、存在感が無いのです。

遠方からの問い合わせ。

『栄電気さんみたいなお店をしりませんか?』
そんな問い合わせに、ブログなりホームページがあると紹介しやすいのですけどね。

同業者の皆さん。ブログ、ホームページ、SNSは商売やるならマストですよ。

お願いします。



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エアコン修理、隠ぺい配管の水漏れ修理

2020年07月26日 17時43分38秒 | エアコン工事
エアコンの隠蔽配管による施工は業者から嫌われています。 その一つに水漏れのリスクがあるからです。

新築時、自分で配管を埋設するならどういう経路で排水するか考えて埋設するのでその責任は全て自分にあるから良いのだけど。 

エアコンの入れ替え工事で隠ぺい配管(埋設配管)だと時々排水場所が分からず、リスクを負いながら施工する事があります。 
そんな理由から嫌う業者もいます。 

今回のご依頼は、隠ぺい配管で水漏れを起こしているので対処して欲しいというご依頼でした。 
御依頼者はネットで検索してドレン経路の汚れと判断してエアコンクリーニングを頼んだそうです。 
でも再び水漏れ。 

ここがハウスクリーニング業者と施工も修理を行う電器屋の違いだと思います。
(もし、この件でクリーニングを頼まれたら、施工ミスを指摘してクリーニングは行いません) 

調査をすると、どうも取り付け方のミスのようです。 
エアコンの水が流れる経路で排水ホースが壁の中に入るまで勾配がとれていない場所がありました。 水は高い所から低い所に流れますからね。


室内機の左端から出たホースは室内機の真裏を通り、右の壁穴へ通じています。




室内機右裏に穴があり、壁の中へ排水されています。



冷媒管と一緒に左に排水管がある場合が多いので無いか?確認したところありませんでした。




ここでほぼ修理の方針は決まりましたが、他に問題ないか?確認します。


右に穴があり、排水されていますが、壁の中で少し膨らんで壁の中で勾配が取れないようです。




排水ホースをこのように室内機を浮かせ外に出しました。この状態でホース内に水が残っているのがわかりました。これを外すと水がドバーっと出てきます。



ビニール袋を用意してそこに出しました。




壁の穴を少し下に削りました。これで壁の中の排水がスムーズに落ちて行きます。


そして・! ここが問題解決のポイント。 
排水ホースを左から出ていたのを右に付け替えました。 

左のホースを外し、キャップをします。(もうちょっと挿しました)



壁の中にあるホースを少しカットし、適切な長さに調整し、カフスと呼ばれる部品を使って室内機の右側から排水させました。 

この写真で分かってくれたかな? 

これでこのエアコンの水漏れは解決しました。

この修理事例においてはエアコンクリーニングでは直りません。
取り付けを直したと言えば良いかな。 
施工ミスと言っても良いでしょう。 

このエアコンを施工した業者も未熟だとは思いません。 
2年くらいは大丈夫だったようです。 
機種によってはこのくらいの勾配なら水漏れしない機種もあります。 

かわいそうなのは、この施工をした業者は自分のミスを知らないまま終わっている事です。施工して終わり。技術の糧になっていません。これでは同じような現場では同じミスを起こします。

ところが、街の電器屋には必ず、この様なトラブルはお客様から連絡が来ます。 
そこが施工だけの業者と修理も行う業者の経験差、そして技術のレベルの差が出るのだと思います。

時どき、私がこのような技術を公開している事に同業者から公開し過ぎと指摘を受ける事があります。  

数年前までそんな事を私も思いました。
企業秘密とでも言うかな。 

でも、今はもう企業秘密なんて無いと思います。ちょっと調べれば何でも出てくる。 

1年くらい前かな?キムタクがシェフになって、三星レストランを目指すドラマ。 
その中でレシピの流出する事件がありました。 
でも、誰も慌てなかった。 同じレシピでも作り手によって全然違ってくるという事が分っていたから。 

私達の業界もそうなのかな?そんなふうに思っています。 
危険を伴う作業を助長するような事は考え物だけど。

それより、消費者に分かりやすい情報を伝える。 
その方がこれからの商売には大切だと思うのです。 

分かりやすく情報を提供する。 
どの業界もこういう時代なんだと思う。 

これからもどんどん発信していきますね。 


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エアコンの配管を通す穴を見て思った事

2020年07月16日 19時09分58秒 | エアコン工事

仕事に誇りを持ってやってる人と、飯を食べる為に働いている人との意識の違いはこういう所に出るのかも知れない。

今回エアコンの入れ替え工事で外したエアコン。
配管の断熱材がボロボロになっています



拡大してよーく見てみるとわかりますよね。これってネズミにかじられた後なのです。



ネズミは外壁と内壁の間を通り道としてます。その時に部屋の入り口としてエアコンの配管穴の隙間を利用して出入しようとしてるのです。



これを防止する為にこのようなスリーブと呼ばれるプラスチックの筒を穴の中に差し込みます。


このエアコンを取り付けた設置業者はこのスリーブを使ってませんでした。

その理由を考えます。

1、スリーブを持ってなかった。
2、安受けしてるので、材料をケチった。
3、スリーブという部材の存在を知らなかった。
4、配管穴を開けた業者が取り付ける物だとガンコな考えを持っている。

こんな理由が考え浮かびました。 

どの理由も、お客様・使用する人の事をあまり考えてないからこういう行動になるのだと思う。 

『見えない所だからいいや』 こんな悪の誘惑の声が聞こえたのかも知れない。


スリーブを挿入して気づいた。 斜めに穴が開いていたのでスリーブが挿入し難かったのかも知れない。 

5、スリーブが挿入し難かった。

このナナメの入れ方はチョットした工夫があります。(過去のブログに書きました)
(探すの大変なんで、いろいろなキーワードで検索してみてね(笑))

という事で無事にスリーブが挿入されました。 

この後は普通通りにエアコンを設置しました。 

今回はこのように配管穴のスリーブだけについて語ってみました。 
何も一台完成するところまでブログに書く必要は無いと思います。 

仕事の想いを伝えるブログにしています。




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隠蔽配管の相談が毎日あります。

2020年07月09日 19時36分16秒 | エアコン工事
壁の中にエアコンの配管が埋設されている隠蔽配管と呼ばれる施工方法。
建築会社は見た目重視なので、後々の事より見栄えを優先する。

機械は必ず壊れます。 それが10年なのか20年なのか?分かりませんが、10年をめどにいつ壊れてもおかしくないという心構えはもっていた方が良いと思います。

その10年後。エアコンを入れ替えるときに苦労するのです。 
今回も何社か調査に来て解決しなかったようで、私が相談に乗りました。

隠蔽配管の施工にはいろいろと難題が出てくるのです。時には外してからでないと見えない部分があり施工方法が定まらないまま施工を開始する事も良くあります。

かなりリスクがある作業なので量販店さんなどは断るケースが良くあります。 
また電気工事が必要な部分もあり、電気工事の免許を持ってない下請け業者などもやはり断るようです。

今回のケースでは。 
配管が出ている穴の位置が問題でした。 既存のエアコンは高さが低いエアコンで、昔はこういうタイプが良くありました。 

このままでは天井との空間が確保できません。そこで壁の穴を少し削りました。
(赤丸)ホントはもう少し左にあけたい所でしたが、左は柱がありできませんでした。



配管をもう少し左にしないと取付できません。 

こういう所が外さないと分からない部分なのです。 ここで未熟な作業者はお手上げになるかも知れません。

そこで、私は据付板を金切りばさみでカットしました。



この処置は厳密にいえばNGなのかも知れません。製品の改造になるかも知れないからです。 
エアコンは半完成品です。 最終的に施工した人が完成させる商品なのです。
私が完成させた商品なので、私の責任をもって、この改造をしているのです。

今回三菱電機のこのモデルを提案しました。
この場所に最適だと思ったからです。





隠蔽配管での作業性に優れています。この商品の開発にあたり、私も少し加担したので、こうして商品化された事に嬉しく思います。




エアコンの裏側での接続ってこんな感じになっています。 
この狭い後ろの空間で配管接続、ドレンホース、電線などを納めます。


昔の壁紙も見えない位置に決め。何も無かったように、エアコンが入れ替わりました。 いろいろ大変な事が分かってくれたかな?

なんだかんだ言って、こういう仕事好きなんでね。

この作業終えて店に戻ると、もう一件、隠蔽配管の相談が来ていました。

頼られる事は嬉しい事です。

そしてそれに応えるよう私はガンバリマス。


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