長谷川利行作品について書かせていただきます。
今迄書けずにいましたのは、決して勿体ぶっていたからでなく、思いがけず鑑定をいただくのに時間がかかり、この作品に向き合う時間が少なかった事。
また、偶然ですが、今回藤島武二の作品と並べて飾らせていただくことになり、再び「絵ってなんだろう?」という迷路に入り込んでしまったことによるものです。
今、持っている作品を全部売り払い、長谷川利行の作品を一点持てば、そしてこの大きさの、これだけ描きこんでいる風景、しかも不忍風景を持てば、それだけで「立派なコレクター」と呼ばれ、しかも「まことにツウですな」ともてはやされる事は間違いない事実です。
元々あった東介シールに、今回東京美術倶楽部の鑑定書をいただく事になりました。
さぁ、あとはもう画商は申し上げる事はないのです。
ここからは私のひとりごとになります。
土曜日にこの作品の到着を一番楽しみにしてくださっていらしたお客様がご来店くださいました。3、40年前に、長谷川利行ばかりを追いかけて集めていらした方です。
今は時々これは!という小品をお求めになるだけですが、「こんな作品があるんだなぁ」「いいなぁ、とても良い眼の保養をさせていただいた」「さぁ、これをどんな方がお持ちになるのかな?美術館クラスだけれど楽しみだなぁ」「僕はさっさとロト6を買いに行ってきます」を何度かおっしゃって、「失礼な😤」と思うほど他の作品をご覧にならず、、帰られました。 笑笑
あら?私、もう疲れました。昨夜は涼しくてよく眠れたのに、これが利行ですね、、続きは午後に書きますね。
月曜日、気温差や風雨に負けず皆さまどうぞ、よい一週間をお過ごしくださいませ。
しかも6号!
10号なのですよ。びっくりですよね。
所定鑑定人? 縁者の方? 利行を強く支持していた
画廊の店主さん??
利行の存在を世に知らしめた羽黒洞のご主人です。
この作品の実際は明るく 見た瞬間”あっきれい!”と
声が出ました