昨日より各お客様に、お問い合わせを戴いたり、ご来店いただいたりしています。
この展覧会について「圧巻の薫コレクション」とお伝えして参りましたが、それが嘘ではないことをご来店のお客様に実感していただいているようで大変嬉しく、またホッとしています。
今回展示させていただいる中でもっとも大きいサイズの作品はこの「親馬と仔馬」15号になります。
エントランスに飾らせていただいていますが、今までのご来店のみなさまには大変評判のよい作品です。
1961年制作。
この大きさをもて余すことなく大変な集中力をもって描かれている作品であり、思想・詩情性・色彩の深遠が見事に「かみ合っている」??では軽すぎるように感じるので、「からみあって美しい」作品だと私自身は感じています。
絵画の芸術性とは、混沌の中に見る一筋の光のように、全ての「調和」をめざすところに生まれるものではないでしょうか。
この調和、芸術性という点で、山口薫の1950年代末から1960年代初頭の作品は大変優れていると思います。
美術館クラスの作品を当店に何点も飾らせていただける光栄を毎日感じさせていただいています。佐橋がどんなに喜んでいるだろうかと思います。
15F 油彩 「親馬と仔馬」 東美鑑 画集掲載 ⏺️要お問い合わせ
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