コロナ感染者が政治家の間でも増加

９月１１日　コロナ感染者数が全国で増加し、とくに首都アンカラで急速な増加が見られますが、数人の政治家も感染しました。

　Hurriyet

ビナリ・ユルドゥルム前首相は、先週、自身と夫人がコロナウイルスに感染したと発表しました。ユルドゥルム前首相は、自身とセミハ夫人が不快感のためアンカラ市立病院でテストを受けたとツイートしました。結果は陽性でしたが、２人の体調は安定し、医師に自宅療養をすすめられたということです。

８月１７日、アンタリヤのムヒッティン・ホジェキ市長が、コロナ・テストの結果陽性で、最近まで集中治療室にいたと発表しました。最大野党・共和人民党（ＣＨＰ）のファイク・オズトラク報道係も、９月９日、テストの結果、陽性だったと発表しました。現在、体調は良いそうです。「私は元気ですが、２週間は家で仕事をします」とオズトラク氏はツイートしています。「マスクなしで私のそばにいた皆さん、テストを受けるようお願いします」

前副首相で、民主前進党の創設者でもあるアリ・ババジャン氏は、「テストの結果、陽性で、いま病院で治療中です」と発表しました。「今日で８日目です。まだ少し症状があります。治療が終わるまで、精密検査のために入院しています」

ＣＨＰの副議長オヌルサル・アドギュゼル氏も、コロナのテストで陽性だったと発表しました。また、前国会議長で、現在は大統領府外部評価委員会のメンバーであるビュレント・アルンチ氏も、９月１０日、自身と夫人がテストの結果、陽性だったと発表しました。「今日、病院へ行って陽性と知りました。医師の管理のもとに、自宅療養することになりました」

クルド系政党ＨＤＰの議員に禁固10年の判決　

人民民主党（ＨＤＰ）のレムジエ・トスン議員が、９月１１日、“武装テロリスト組織のメンバーである”として、禁固１年の判決を受けました。

　Hurriyet

彼女のケースを扱った検事は、トスンはＰＫＫ／ＫＣＫの階層的機構内に入り、自覚を持って、すすんで、組織の目的のために行動していたとして告発しました。裁判所はトスンに武装テロリスト組織のメンバーであるとして、禁固１０年の判決を下し、出国を禁じました。

トルコ政府はＨＤＰを不法集団ＰＫＫとリンクしているとして告発しています。

　　

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