トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

バルカンからの寒冷前線がトルコをヒットした

2014年01月28日 | 国内
1月27日 バルカンからの寒冷前線が1月27日、トルコをヒット、雪をもたらしました。水銀柱は春のようだった気候から季節の平均の寒さに下がりました。
27日にトラキア地方とイスタンブールに散発的に降りはじめた雪は、夜間激しくなり、28日には、ほぼ全国にひろがると予想されます。

 Hurriyet
イスタンブールっ子は、雪と冷気を伴う新たな寒冷前線にそなえて傘やコートを用意している。


トルコ総合気象学会によると、気温は全国平均で摂氏4~10度に落ちるだろうということです。
降雪警報は、とくにトルコ南東部に出され、28日からの大雪が予想されています。
当局はまた、道路凍結による交通事故に警告を出しています。

また、トルコの西海岸を襲った嵐と強風はまだつづくと予想されます。
今年の1月は、昨年にくらべて全国的に比較的暖かでした。降水量が少なかったため、とくにイスタンブールでは、水不足が懸念されます。


フランス大統領、22年ぶりに訪土

フランソワ・ミッテラン大統領がトルコを訪れたのが22年前、今度、フランソワ・オランド大統領が歴史的正式訪問を果たし、26日、アンカラに到着しました。
ニコラス・サルコジ前大統領時代の“喧嘩状態”を解消し、相互の結束を促進しようというが、この訪問の目的です。

 Hurriyet
フランスのオランド大統領はアンカラでトルコのチャウシュオールEU相の歓迎を受けた


オランド大統領はチャウシュオールEU相に出迎えられ、アブドゥラ・ギュル大統領が待つチャンカヤの大統領宮殿に向かいました。大統領と会見後、オランド大統領はエルドアン首相と会い、その後、フランス大使館で、トルコ最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首と会談しました。

ギュル大統領はオランド大統領を、チャンカヤ宮殿の正餐に招待しました。オランド大統領は2日目、イスタンブールを訪れ、「トルコ産業・ビジネス協会」の会合に出て、ギュル大統領とともに経済フォーラムに参加しました。

オランド大統領はまた、7年前、暗殺されたアルメニア系トルコ人ジャーナリスト、フラント・ディンクの未亡人ラケル・ディンクさんに会う予定です。
オランド大統領はまた、ガラタサライ大学でスピーチしました。

トルコ政府とフランス大統領が語り合った議題は、トルコのEU加盟への問題を初め、シリア状況、キプロスの話合い再開などと思われます。
オランド大統領には、フランスの外相、貿易相、防衛相、エネルギー相、農業相が随行しました。

オランド大統領の訪問中、交通や治安のような、いくつかの協定に調印されました。


   「ときどきダイアリー」ヘ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする