嶋津隆文オフィシャルブログ

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1年半の検討を終え厚木市観光振興計画を提出

2012年03月06日 | Weblog

写真:「厚木は山と川のある街(富士、大山、厚木市街、相模川)」

厚木市の観光振興検討委員会が発足したのは1年半前の夏のことです。その最終の委員会が昨日(3月5日)持たれ、長期的な視点に立っての厚木市観光振興計画を提出しました。

委員会の委員長という立場にあっただけに、計画の完成に正直ホッとしているところです。市長からの正式の公表は来月となるようですが、計画倒れに終わらない、着実な実践を期待するところです。

それにしてもこの厚木は多様な魅力を持っています。ソニーや日産など日本の先端技術が集積することで有名ですが、その一方でなかなかの歴史資源のあることを知らされ、楽しい1年半を味わうことが出来ました。

例えばです。厚木は長州毛利家の発祥の地であるのです。鎌倉時代の毛利家を想起させる三島神社が残ります。江戸時代には木材の集散地として繁栄し、幕末の経世家渡辺崋山が「まるで江戸のようだ」と記したと言われます。昭和になっても、多い時には120人もの芸者衆がひかえていたと検討会のメンバーが懐かしんでいました。苦い歴史では、厚木の飛行場に降りたマッカーサー元帥の強烈なシーンも残ります。

「住めば都(みやこ)」とはよく言ったものです。厚木の松蔭大学に勤務してそろそろ丸5年。間違いなく、この街が好きになってきているようです。

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