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昨年来、長州は幕末の経世家・村田清風の伝記の執筆に取り組んでおります。
藩の財政改革と人材育成への試みが回天維新の源流になったともいわれる清風。その訃報に接し、自らも薫陶を受けた吉田松陰は、「皇天何の心ぞ我が長防に幸いせざる吾が君の眷するところ一朝にして忽ち喪亡す」と涙しました。
昨年の市長選挙で実に多くの人に助けられた自分にとって、恩を受けた人へ深く合掌する姿にひときわ心動かされたものでした。その人様の厚意の一環で、今春から松蔭大学教授(地域行政)として職に就くこととなりました。吉田松陰とのつながりを持つ奇縁に驚きながら、大学での人材育成と地域のまちづくりに力を注ぎ、お世話になった皆さまへの些かなりとも恩返しをしたいものと心しております。
なお村田清風伝は、この夏に経世家列伝として新書本にて上梓する運びとなっております。
この一年の皆様方のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
平成20年元旦