嶋津隆文オフィシャルブログ

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衆院選での世襲排除のスローガンは大いに疑問

2012年11月23日 | Weblog

写真:「親亀の背中には子亀が」

何でこんなことを唐突に言い出したのでしょう。いや民主党が突然に言い始めた世襲排除のスローガンです。もちろん衆院選向けのパーフォーマンでしょうが。

確かに自民党には2世3世議員が数多く居ます。安倍晋三、麻生太郎、小泉進次郎、石原伸晃、石破茂・・・。所属議員のうちの半数近くが何らかの血縁をもつと言われます。その点で確かに不平等感が出るのも否めません。

しかしこの点では民主党も負けてはいません。田中真紀子・直毅夫妻、横路孝弘、赤松広隆、岡田克也(義兄が村上誠一郎)、昨日自滅したとはいえ鳩山由紀夫・・・。民主党は天に唾すると云うものです。

血のことをあげつらい、その出自で政治家の資質を云々するのは、橋下市長の同和問題と同質と言わねばなりません。選出すべき基準はその人の政治信条であり、業績であるべきものです。

それにしても選挙における不平等ということで言えば、問題は世襲だけではありません。日教組などの労組ぐるみの応援を得る輿石東や、NHKの小宮山洋子などマスコミでの露出度の高さを奇貨とした議員も、同罪というべきでしょう。

「言葉がフーセンのように軽い」新聞に嘲笑された鳩山由紀夫。その人物をしっかり放逐した民主党です。鳩山と同様の思い付き発言は自重してほしいものです。

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