嶋津隆文オフィシャルブログ

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公務員の政治活動をさらに拡大させるのか

2010年10月14日 | Weblog

写真:「三内丸山遺跡で縄文人に感動する 本人撮影」 

一作日、国会中継を見ていると、みんなの党の江田憲治議員が民主党政権に対し激しい追及をしていました。マニフェストで掲げた国家公務員の人件費2割カットについて、やる気がないのではないかとの糾弾質問です。

そうなのです。やる気はないのです。民主党の最大の支持基盤は日教組や自治労なのですから、本格的に手を付けるつもりはないのです。いや、出来ない相談でしょう。

日教組王国といわれる北海道では、北教組が民主党へ組織ぐるみの支援運動を展開しました。しかし学校授業などを捨ててのなりふり構わない選挙運動は、当選させた民主党参院の女性議員を失脚させる羽目となりました。

それにしても信じがたいのは、この2割カットに連動して民主党が公務員にストライキ権を付与すると謳ったことです。これ以上、政治活動をさせる手段と口実を付与するというのですから、驚くばかりです。

北海道5区で、この補欠選挙が始まりました。よもや選挙民は、教育者の立場を考えずに選挙に奔走する教員の政治活動をさらに煽る、そういった党に投票することのないものと信じます。

それにしても江田議員の質問に答える片山善博総務省の発言には、とても信頼性を感じさせました。口先だけで逃げようとする首相等と違い、鳥取県の行政改革での実績が滲んでいるからです。願わくば、総務相が民主党益のために、その素質と方向性を曲げることのないことを祈るばかりです。


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