Yuhiの読書日記+α

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イングロリアス・バスターズ

2009年12月05日 23時45分12秒 | 映画(あ行)
クエンティン・タランティーノ監督とブラッド・ピットがタッグを組んで話題になったアクション大作。キャストはメラニー・ロラン、クリストフ・ヴァルツ、ダイアン・クルーガー、ダニエル・ブリュール他。

<あらすじ>
1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)はランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の追跡を逃れる。一方、“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉(ブラッド・ピット)率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。(シネマトゥデイ)


タランティーノ監督の作品は、刺激が強すぎて、あまり合わないな~と思っていたので、観にいく予定ではなかったのですが、他に見たい作品もなかったので、とりあえず観てみました。

第1章は、とても緊迫感があって、ドキドキしながら見ていました。そうなるんじゃないかな~と、予想はしていても、やはりハラハラするものですね。冒頭のつかみは良かったと思います。

が、第2章になると、話が飛んで、ちょっとイマイチに・・・。ストーリーはともかくとして、私の苦手な、残虐シーンが出てきてしまって!もう画面をじっと見れなかったですよー。こういうのがなければ、タランティーノ監督の作品も斬新でいいのですが、映画館の大画面で見るには、刺激が強すぎます。

その後も、なかなか緊迫感のある面白いストーリー展開で、見飽きることはなかったのですが、時折ある暴力シーンが目に付いてしまって・・・。必要があるならいいのですが、なーんかやり過ぎ感があるんですよね。

あと、ラストですが、私としてはやっぱりショシャナに復讐を果たして欲しかったな~。あれはあれで計算された形なんだとは思いますが、私としては折角あそこまで頑張ったのに・・・と、少々消化不良気味でした。また、史実とは大幅に違う展開も気になるといえば気になります。

ブラッド・ピットが一応主役なんだろうと思いますが、私から見れば、ランダ大佐とショシャナの方が主役っぽいなと思いました。特にランダ大佐はすごい!あの、憎らしい嫌らしさあっての、この映画だと思いますので、真の主役はやっぱりこの人だろうなー。
それに比べれば、ブラッド・ピット演じるレイン中尉は、人柄もイマイチ掴めず、影が薄かったと思います。