上砂理佳のうぐいす日記

7月18日(木)~23日(火)まで、茶屋町の「ギャラリー四匹の猫」で「夏への扉」展に参加します★

羽ねえ・・・羽ねえ・・・

2005-04-12 | ジョニー美しきワルツ
アレクセイ・ウルマノフの95年のフリーね。
友人にもらったVに入ってたんだけど、アレ確か「白鳥の湖」だったような…。衣装は忘れちゃったけど、スタンドスピンをやりながら両腕を大き~く、バタバタと羽ばたかせるのよ。オデット姫のごとく。衝撃的というか失礼ながら大笑いしてしまった(!)
あの振付を大好きという方…ごめんなさい。「ウルマノフに何を言うの!」「アンタ、芸術がわかんないの!」って怒らないでください…。もうダメー。あの「バタバタ」は目に焼きついている(笑)。
その頃のウルマノフは、ミーシンコーチの振付・構成で(振付家は別にいた筈だけど、PGの総合監修はミーシンがしてたんだと思う)この95年フリーは「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「くるみ割り人形(?)」…などの曲をつないで、さながら「クラシックバレエ・オムニバス」のようでした。
ウルちゃんは美しいし、手足長いし、表現力あるし。そりゃ「銀盤の貴公子」でしたよ。いいフリーでしたよ。でもね…。「白鳥の姫君」を20歳過ぎたオトコがやるのは…。

ジョニーの「羽の衣装宣告」。大問題だ(笑)。
ご多分に漏れず私も、「羽」がぐ~るぐると頭の中を回っている。妄想ではち切れんばかり。どうすんだ。
新しいPG、私は「白鳥の湖」と読んだが、それでは余りに芸がないか。
それに昨季のクリムキンのSPね。あれ素晴しかったー。「白鳥の湖・男版」としては私のベスト1よ。あれの二番煎じになってもイヤだし…(余談ですがコーエンの「白鳥/黒鳥」も好きだったわあ)。
個人的願望は「瀕死の白鳥」ですんよ。振付のテイストは、あのマヤ・プリセツカヤのバレエ「瀕死…」ね。最後に羽が抜けてパッタリ死んじゃうヤツね。「ま~さ~か~」かな(笑)。
いや五輪だし何でもアリかもしれん。記録に残るより記憶に残る演技を。4回転も跳んで羽も残る演技を。
もう開き直って「トーラー・クランストン」して欲しい(どういう意味だ?)。男的でも女的でいいわさ。「ぎゃー」「どえー」「おりゃー」って、五十嵐さんもギックリ腰になるよーなPGを見たいのよ。それぐらいしなくては金メダルは遠くてよ。
「瀕死…」はEX向きだけど、全部通して滑ったらジョニーにぴったんこ(でもあの曲、4分半もあったかな)。思いっきりマニアックに、そしてナルシストして頂きたい。ふふふ。あとは…いろんな「羽な」プログラム考えてしまうわさ。
ジョニー、自分でまいた羽にひっかかって、自分で転倒するのだけは避けてね…。
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