サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ラリーガ レアルソシエダ対ビジャレアル 1-3

2024-02-24 10:13:57 | 日記

今朝のレアルソシエダのホームでのビジャレアル戦は、ソシエダにとっては情けない試合だった。負傷している選手がそもそも多く、これまでであればベンチに座っていた選手が先発して、途中交代で出てくる選手も1月の新加入とか、こんな選手ではだめだろうという選手が出てくる。

 

この試合も前半5分くらいに左ウイングのバレネチェアが早速の負傷交代。バレネは腰痛を抱えていてそれが再発した模様。これでこの試合はだめだろうという予感しかしなかった。前半17分にはGKが味方のDFと接触してその間隙を縫って失点してしまう。完全なるミス。

 

後半2分にはDFラインのミスから失点。失点の原因を作ったパチェコというCBは昨季まではあまり出してもらえなかった選手である。ミスが多く、出場しても後半の残り15分とかしかプレーさせてもらえない選手だった。こいつが先発するとこの試合はだめだろうなあという予感がして、それが的中。これで0-2。

 

攻撃もさえなくて久保もおとなしかった。最後に1点返したが、後半ATには昨季までソシエダにいたFWのセルロートに追加点を決められて1-3で敗戦。セルロートはソシエダに2シーズンいてローンの選手だったから完全移籍という話があったが、結局ビジャレアルに移籍。今季は9ゴール決めている。

 

今季のソシエダはセルロートの代わりをサデイクとアンドレ・シウバを交互に起用しているが、二人合わせてのここまでのゴールはたったの2点。今季のソシエダの不振はCFの不調にあることは明らか。セルロートを呼び戻してはどうか。

 

 

今や懐かしセルロートさん。
 
 

女子五輪予選

2024-02-23 07:47:18 | 日記

なでしこは北朝鮮との2試合、ファーストレッグは明日の夜、キックオフはこちらの夜24時である。かなり遅い。しかしたまたまま仕事が夜勤が入っているので、職場でスマホで見られる。さぼっているようにも見えるが、まあ2時間くらいはいいでしょう。

 

さて裏試合というか、4チーム残った最終予選のうち、残りはオーストラリア対ウズベキスタンである。ファーストレッグはウズベキスタンのホームで明日の夜8時キックオフ(シドニー時間)。セカンドレッグはメルボルンで夜8時キックオフ。中3日でウズベキスタンからメルボルンまで移動するんだから、サウジから東京まで移動するよりも大変だ。

 

しかしオーストラリアとウズベキスタンの実力差を考えればオーストラリアの楽勝だろう。もし日本対オーストラリアだったとすれば、多分日本は勝てないかも知れない。宮沢、遠藤を欠いているのでかなり苦しい。この二人がいないのは飛車角落ちのようなものだし、同じポジションのバックアッパーは猶本だろうが、猶本もいない。

 

彼らの代役では広島の中島に期待したい。というか中島しかいない。開催地のトラブルしか記事に出てこないが、もっと戦力のことを報道して欲しい。昨年の11月末にブラジルに遠征して以来、親善試合もしていない。まあ、2試合で中3日の長距離移動だからローテーションするんだろう。

 

女子サッカーにとって五輪は重要だし、勝つか負けるかでは雲泥の差である。

 

 

 


ACL 横浜マリノス対バンコクユナイテッド 1-0

2024-02-22 07:43:40 | 日記

ファーストレッグを3-3で引き分けているので、マリノスは絶対に勝つ必要がある。2月で雨まで降っている。寒いだろうなあ。マリノスは4-1-2-3というか4-3-3で試合全体を通じでボールを支配、バンコクはカウンター狙いで守備時にはべたっと引いてマリノスはそれを崩せない。

 

マリノスはボールを丁寧につなぐのだが、まだ仕上がりが悪いのか、これがベストなのか、テンポが遅く攻撃が雑である。バンコクは真ん中を固めているのでマリノスはサイドからクロスを上げる。左右からのクロスが悲しくなるほど精度が悪い。また仕掛けても突破できない。

 

右のヤンマテウス、後半から出てきた宮市の両方とも味方がいない場所にしかクロスを上げない。宮市は縦への突破を見せるが、クロスが不正確なので全く役に立たない。CFのロペスはでんと構えてほとんど動かないタイプなので、がっちりとマークされて身動きできない。マリノスの攻撃は点が入る気がしない。

 

90分では0-0で、延長戦に突入。PK合戦かと思われたが延長後半ATに相手のハンドからPKをもらいやっと先制。そのまま逃げ切った。これだけ相手を圧倒してシュートも30本以上打ったのに決定機は2,3回しかなかった。だから点も入らない。


これでベスト8が出揃い、東地区のベスト4は日本1,韓国2,中国1となった。川崎フロンターレが負けたのが悔やまれる。マリノスが負けていれば日本勢いは全滅するところだった。もっとしっかりしてくれよ、横浜マリノスさん。

 

 

 


ACL 川崎フロンターレ競り負ける

2024-02-21 08:08:51 | 日記

ACLのラウンド16のセカンドレッグ、川崎対山東は点の取り合いになり、2-4で川崎が競り負けて2試合合計で5-6となり山東がベスト8に進出。ファーストレッグを2-3で勝っていたので引き分けでもよかったのに、まさかの敗退。

 

敗因は何といっても守備の不安定さである。今日の試合でも1失点目はCBの大南がボールを取られて失点。2失点目は川崎のCKだったのに、山東のDFにボールを渡してしまい、そこからカウンターをくらい失点。この2失点は確実に防ぐことができた。

 

川崎は2試合合計で6失点である。これでは勝ち抜けない。攻撃は2試合で5得点だから強力である。それなのに競り負けるんだからJリーグ開幕に向けて、守備のテコ入れが必要。課題は中盤と左SBだろう。中盤はアンカーに橘田、2枚のインサイドハーフが脇坂と山本。ただでさえ橘田の両脇がガラガラなのに、インサイドハーフの二人とも攻撃的だから、DFラインの前がスカスカ。

 

そして左SBの三浦はゴールを決めたが、後半に疲れてきたのかギフトパスを連発。その結果ピンチを招く。このまま三浦が左SBのファーストチョイスなのかどうかは知らないが、攻撃力に期待して下手な守備には目を瞑るのか。

 

まあこれでACLとスーパーカップの過密日程が終わり、やっとJリーグ開幕に備えられる。というか開幕前にボロボロになっているのかも知れない。

 

三浦はパスミス、ギフトパスが多すぎる。

 


栃乃若

2024-02-20 10:42:55 | 日記

逸ノ城の断髪式のニュースを読んで栃乃和歌のことを思い出した。栃乃和歌はすでに引退しているが、196cmの巨漢で在日3世のお相撲さんだった。本名李大源。1988年生まれで兵庫県の報徳学園中学・高校出身。2007年1月に初土俵。最高位は前頭筆頭。春日野部屋の期待の力士だった。

 

怪我も多く、おとなしい性格なために闘争心がないように批判された。26才の時に気力を保つことができなくなったという理由で電撃引退。2015年1月に断髪式。その後はヘルスケア機器・健康食品に就職。店長を務めている。

 

李君のことは彼が報徳学園の高校生のころから知っていた。高校2年生だったと思うが、報徳学園高校が修学旅行でシドニーに来た。家人が旅行の仕事をしていて、李君のいる班を担当した。一人だけ巨漢の男の子がいたのでびっくりしたそうだ。その子は高校横綱にもなった子でお相撲さんの卵だった。このツアーはオーストラリア人の家庭に2,3泊だけだったがホームステイもした。

 

家人が心配したのはホームステイ先での食事面だった。李君は巨漢だから当然よく食べるということで、もし量が足りなかったら「More, please」とホストマザーのお願いするんだよと指示したが、李君はおとなしい子だったから、ちゃんと言えるかどうか心配だったそうだ。

 

ホームステイも無事にこなして、高校卒業後の春日野部屋に入門。順調に出世していったが、巨漢を活かした相撲とはいえず、巨漢ゆえに腰が高く、力任せでもなく技巧派でもなく、中途半端な力士だった。196cmもあっても大物にはなれないとは相撲は厳しいと思った。

 

李君のこれからの人生での活躍を祈ってます。

 

 

栃乃若の現役時代。