サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

アジアカップ総括

2024-02-04 09:27:00 | 日記

まだ大会は終わっていないが、日本チームを総括してみよう。

 

①イラン戦で再確認できた監督の無策
後半にイランが板倉を狙ってロングボールを放り込んできたのに、それに対抗するベンチワークがなかった。板倉を交代するなり3バックにするなり策はあったはず。イランにプレスされてプレス回避もできなかった。選手があっぷあっぷしているのに、それをサポートすべき修正が全くできなかった。

 

修正すべき時点で修正できないのは、2019年アジアカップ決勝のカタール戦から何も変わっていない。そもそもイラクに負けてそこに対する修正が何もできていない。やはり森保監督では無理だが、それはないんだろうなあ。

 

②守備の崩壊
5試合で8失点。その内GK鈴木のミス絡みが4点かな。つまり鈴木にこだわらなければもっと失点を減らせたはず。まあ最後のイラン戦でいいプレーを見せてくれたが、それでは遅い。

 

③低いモチベーション
26人中20人がヨーロッパでプレーしていて、シーズン途中で出場することに対する不快感。これはイランも韓国も同じ条件だが、アジアカップに対する選手の熱量が他のチームよりも低いように見えた。

 

④アジアカップをなめていた
選手全員ではないだろうが、日本は最強で優勝候補筆頭という意識が強くてアジアカップをなめていた。2000年、2004年、2011年と日本が優勝を重ねていたころはそんなことはなかったはず。

 

⑤次回アジアカップは2027年1月にサウジで開催
2月2日のAFC総会で正式に決定。2027年1月ということは3年後ということになる。

 

⑥伊東純也離脱の影響
これは影響したよなあ。

 

 

 


アジアカップ QF 日本対イラン 1-2

2024-02-04 00:52:32 | 日記

こんな試合展開で負けるとは思わなかった。前半守田のゴールもあり、日本がボールを支配してこぼれ玉も拾っていた。前半でもう1点欲しかったが決定機らしい決定機もなかった。

 

しかし後半に入ってからイランがギアを上げて、3トップか4トップにしてロングボールを放り込んできて、日本は対応できなかった。日本はこぼれ玉もほとんど拾えなくなった。これが痛かった。そして後半ATに富安と板倉がまさかのお見合いでハイボール処理を失敗して、板倉がPKを献上。板倉はイエローをもらっていたし、足が痛そうで動きも悪かったので後半最初から交代すべきだった。

 

しかし仮に延長戦になっても日本はイランの攻撃を防げなかっただろう。昨日のオーストラリア対韓国の後半と似たような試合展開だった。どうして後半はイランの攻撃を跳ね返せなかったのだろうか。イランのほうが疲れているはずなのに。

 

後半に伊東純也がいればもっと違う攻撃ができたかも知れない。伊東の離脱が悔しい。決勝進出よりも1週間も早く終わってしまった。各クラブの監督は喜んでいるでしょう。特に怪我人が多いレアルソシエダなんて大喜びでしょう。

 

皮肉にも今日のGK鈴木はいいプレーだった。板倉は今日のようなプレーをしていたら、ステップアップの移籍なんてありえない。さすがに5試合目になると疲れてくるし、みんな早くクラブに戻りたいし、伊東純也の離脱で気が抜けたかもね。

 

 

伊東純也の離脱で選手もサポーターも気が抜けたかもね、イランに力負けして、勝てる気がしなかったのであまり悔しくない。