タジキスタン対ヨルダン ０－１
タジキスタンが勝つという予想もあったが、ヨルダンに比べると火力が足りなかった。そして守備的すぎた。それでも初出場でベスト８まで行ったんだから褒めるべき。ヨルダンはさほど強いとは思えないが、ラッキーチャンスをものにして得点を決めている。
ヨルダンはSFで韓国と再戦。韓国に勝てれば初の決勝進出だが、まあ韓国が勝つでしょう。
オーストラリア対韓国 １－２
前半から韓国が圧倒的にボールを支配したが、オーストラリアがよく守った。前半４２分に韓国のボランチがPA枠のすぐ外での横パスをギフトパスしてしまい、それを起点にしてオーストラリアが先制。これはくだらないミスだった。
後半は韓国がギアを上げてほとんどハーフコートのようになった。それでも町田のデユークに２回の決定機があった。あのどちらかを決めていればオーストラリアが勝っていた。韓国は後半ATにPKで追いつき、延長前半にソンフンミンがスーパーなFKを決めて勝ち越し。韓国はサウジ戦に続いて後半ATに追いつく離れ業を見せた。
韓国の２点のどちらもソンフンミンが絡んだ。１点目はソンフンミンがPA内で蹴られてPK獲得。オーストラリアのDFのミラーがボールを取りに来るところを、ソンフンミンはボールを自分の足で囲い、相手に蹴らせるようにしてPKを取った。ミラーは無理にタックルに行くべきではなかった。まあ、ソンフンミンの個人技とでもいうべきか。
２点目はやはりオーストラリアのミラーがソンフンミンにファールを与えて、そこからFKでソンフンミンが決めた。つまりミラーは一人でソンフンミンにチンチンにされたわけだ。ミラーは後半２７分に守備固め要員として途中出場してきたCBだが、守備固めではなく傷口を広げてしまった。
韓国がヨルダンに負けるとは思えず、決勝は夢の日韓戦になるか。
