久保は2トップで先発。ただしトップというよりも左の大外に張って、時々中に入る。これまでは左右に動き回るフリーマンだったが、この試合では左ウイングのような張り方だった。本来はもっと自由に動き回るほうがいいのだが、今後も左に固定されるかどうかは監督の戦術次第。
トップのセルロートというノルウエー人のFWは、あまり動かない真ん中にいるタイプ。背も高くてフィジカルも強い。かといってポストをするわけでもないし、空中戦をするわけでもない。ソシエダはボールをつないでいくので、もっと動き回る偽9番のようなFWのほうがいい。
何よりもセルロートは足元にボールをもらってもつなげないし、ボールロストも多い。この試合ではたまたま自分の前にボールがころがってきて、それを決めてのごっつあんゴールだっただけ。チーム戦術と合っていない。しかしFWは怪我人が多いから他にいないのだろう。
試合後の久保のインタビューを見たが、チームも自分も楽しいというようなことを言っていた。この試合で勝ち点3を得てやっと10位に浮上。EL圏内までもう少しだが、この戦力でCL圏内にいくのはしんどいか。監督はバルサやレアルマドリードは2チーム分の選手がいるが、ソシエダはローテーションで回していくしかないと理解している。
レアルマドリードとバルサがいて、アトレチコ・マドリード、セビージャなどがいるラリーガは厳しい。
左サイドに固定されるとゴールチャンスは限定されてしまう。
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