昨日のWCWドイツ対モロッコはドイツが６－０でモロッコを虐殺した。ドイツは生真面目にゴールを重ねていく。ドイツが絡むと男子でもそうだが、弱小相手に手を抜かない。普通、３－０くらいになれば試合を流して、お互いに怪我がないようにするものだがドイツ人はそんなことをしない。
ドイツの１トップはアレクサンドラ・ポップという３２才のベテランで、身長１７４ｃｍと極端に高いわけではないが、がたいも大きくとにかくパワフル。昨日の試合でも２ゴールを決めた。１点目は左からのクロスに真ん中で待ち構えてヘッドでズドーン。ポッポをフリーにしてモロッコのＣＢにも問題あるが、ＣＫからのふわっとしたクロスではなく、サイドからの高速クロスにポップが飛び込んでくれば抑えられないだろう。
初戦後の熊谷選手のインタビュー記事を読んだが、２０１１年優勝メンバーの生き残りで現在はキャプテンマークをつけている。熊谷も３２才で身長１７１ｃｍとポップよりは多少低いが、出場国のＣＢの中では目立つタレントだろう。熊谷がいなければ日本のＤＦは成立しないだろう。２０１９年大会のラウンド１６のオランダ戦ではＰＫを与えて失点の原因を作ったので、今大会は年齢的にも最後のＷＣだろうし、前回以上の成績をおさめたいだろう。
日本がドイツと対戦するかどうかは分からないが、もし対戦すれば熊谷対ポップの名勝負となるだろう。
すごいポップの雄たけび。