決勝なのにこちらではライブ配信が一切なかったので、テキストで結果を追うしかなかった。キックオフはこちらの夜１０時。前半終わったころで、韓国が退場者を出して日本が１点リード。そろそろ眠くなってきたので、これならば勝てるだろうと結果を追うのをやめて寝てしまった。
結果は３－０で快勝。どんな年代でも韓国相手には３－０で勝てるのが不思議である。たまたまであるが、決勝で３－０とはずいぶんと大味な試合になった。得点王と大会ＭＶＰには名和田選手が選ばれた。神村学園の２年生。２年生でU17代表で、アジアカップで大会MVPとは１０年に１度の逸材だろう。
FWで１７１ｃｍ、６２ｋｇとかなり線が細い印象を受ける。直接FKをスーパーなゴールで決めるという名手だ。この選手は今後どのようなキャリアを送るのだろうか。高校を卒業してJクラブに入るのか、いきなりヨーロッパのクラブに行くのか。JクラブならばFC東京の松木のようにポジションをもらえるところがいい。
Jクラブを経由せずにいきなりヨーロッパのクラブに移籍するのは疑問が多い。まず最初はBチームとかU-21チームに入れられる。そこでは有望株がごろごろしている。言葉もできなくて順応できない１８才がアピールするのは大変だ。チェイス・アンリ、福田だってまだトップチームに上がっていない。
早ければ早いほどいいのかも知れないが、まず最低１シーズンはJクラブでプレーしたほうがいい。なんといってもまだ高校生だし、学校以外の生活を経験してもいいだろう。まあこれは各選手の価値感の問題だろうが、２０才前に海外のクラブに移籍してすぐに活躍している選手はいない。
名和田選手ほどの逸材は慎重に進路を決めたほうがいい。
神村学園の超新星。名和田我空選手。