昨日から女子WCが開幕。開幕戦はNZでのNZ対ノルウエー、シドニーでのオーストラリア対アイルランド。オーストラリアはちゃんとアルボー連邦首相もスタジアムで観戦に来て、8万人のスタジアムはほぼ満員。夕べは特に寒かったので、外は寒いだろうなあ。
この2試合をOptus Sportsで見たが、4チームに共通点があることを発見。もちろん、チームとしての完成度、選手個々の技術、スピードの差、体格などはまちまち。しかし2試合とも同じような展開と同じようなボールの刈り取り、パスミス、放り込みなど、同じ試合に見えた。
アイルランドはさほど身長が高くないが、他の3チームは身長の高い選手が多い。サイドのウイングを走らせてDFラインの裏にボールを放り込んで、真ん中のCFに合わせる。真ん中からならばショートカウンター。攻撃がこの2種類しかない。そしてシュートはあまり枠に飛ばない。
なでしこが2011年にWC優勝した前後の強豪国と言われる国のサッカーは、こういう戦術が多かった。そこから12年たってもあまり変わっていないなあと感じた。もちろん、フランス、イングランド、スペインなどは違うサッカーをするかも知れないし、アメリカはもっと強いのだろう。
もし日本が早いパス回しで相手のマークをはがして前線につなげることができれば、少なくともオーストラリアには負けないだろう。さてどうだろうか。
なでしこのキーパーソンと呼ばれる清水選手。トラップは上手くなっただろうか。