サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

青森山田の黒田監督が町田の監督に就任

2022-10-24 13:53:59 | 日記

30年近くも青森山田高校のサッカー部監督で高体連を主戦場にしてきた黒田監督だが、来季から町田ゼルビアの監督に就任すると発表された。黒田さんについての情報は鈴木啓太のユーチューブサイトでインタビューがアップされているので、それを見ることをお勧めする。

 

柴崎岳など有名な代表選手を育て、近々ではFC東京の松木も輩出。他にも神戸の郷家、菊池などもOBである。プロの選手、監督の経験者が高校のサッカーの指導者になることは想像できるが、その逆は聞いたことがない。調べてみなければ分からないが、少なくともJ2以上のクラブでは初めてのケースではないだろうか。

 

黒田さんのインタビューを視聴して感じたことは、高校のサッカー部は毎年選手の質量が違うということだ。タレントが多い年とそうでない年では戦力がまるで違う。もちろんプロのクラブでもそういえるかも知れないが、1,2シーズンの違いではそうそう極端な差は出ない。

 

ところが高校の場合は、松木がいる2,3年間もその前後では極端に違う。こういうタレントをそろえて短期間に育得てることがに黒田さんは才能があるのだろう。もちろん青森山田高校のような強豪だからできたことかも知れない。

 

これは筆者のイメージだが、高校のサッカー部の監督さんは相手が高校生であるために、育成、教育に重心があるように思う。勝負事ではあるが、高校生をスポーツで教育することが最初に来るのではないか。勝負事しかないプロのクラブとは大きく違う。

 

銀行員であったサッリ監督も異色であるが、高校サッカーの監督さんがプロでどこまで通用するのか日本のサッカー指導者は興味津々だろう。

 

ame-chan♀candy 柴崎岳×黒田剛。

黒田さんのいう天才柴崎岳。