夕べというか今朝のアーセナル対PSVを見たが、アーセナルの主力と控えの差が出た試合だった。富安は右SBで先発して75分までプレーしてPSVの強力左ウイングのガクポを抑えて、ジャカへのアシストもして攻守に活躍。75分に途中交代ということは週末の試合も先発ということだろう。富安は本調子にもどっているようだが、今季は怪我をしないことを祈ります。
さてアーセナルはボランチにはパーテイではなくロコンガ、トップ下にはウーデゴーではなくファビオ・ヴィエイラが先発。ローテーションするためにはこうなるのだろうが、ロコンガはいつものようにひどかった。パスミスを連発。一人で足を引っ張っていた。どうしてこんなに守備に難がある選手をボランチに起用するのだろう。もっと他にいないのだろうか。
ファビオ・ヴィエイラは司令塔タイプの選手だが今季から加入してきて、序列としてはウーデゴーの次の控えである。出番はELが多いが、まだチームにフィットしていない。実力はある選手だろうが、ウーデゴーを脅かすほどではない。ポルトから移籍金50億円で獲得した選手だが、50億円も使って控えではコストパフォーマンスが極端に悪い。このままでは来季はいないかも知れない。
ジャカのゴールは途中からヴィエイラと交代して出てきたウーデゴーが、大外の富安にパス、そして富安がマイナスのふわりとしたパスを出してそれをジャカが決めた。ウーデゴーのソーセージのような役割がなければ富安はアシストできなかった。
香川がドルトムントにいたころ、クロップは香川のことをソーセージのような役割をしているとコメントしたことがある。ウーデゴーはそういうタイプの選手なんだろう。ゴール、アシストといった結果には出ないが、いなければ困る選手。それがウーデゴーである。いい選手だ。
富安のアシストは、ウーデゴーからのパスがあったから。 色男のウーデゴー。