CLの第2節、スポルティングはホームでトットナム戦。このグループは、トットナムの1位抜けが予想されていて、スポルティングにしてみれば勝ち点1のドローでも御の字かも知れな愛。
守田は2ボランチの右側で先発。リーグ戦6試合のうち4試合で先発。CL2試合のうち2試合とも先発であるから、アモリム監督の信頼が厚いようだ。ただしこの監督はローテーション、タイムシェアを使い、メンバーを固定して使うという方法は取らない。
トットナムのほうがハリー・ケイン、ソンフンミン、リシャルリソンなどスーパーな選手が多い。それに比べるとスポルティングは小粒な選手が多い。スポルティングはリーグ戦でもまだ苦戦しているし、この試合はトットナムが優勢だと思われた。
スポルティングはGKからボールをつなぎ、遅攻で相手の早い攻撃を回避する。守備的といえば守備的だし、ショートカウンターを狙っているわけでもない。かといって遅攻でではトットナムのDFを崩せないし、決定機も作れない。
後半に入ると、トットナムのプレスが強くなり決定機も増えるがゴールできない。このままドローから思われたが、後半ATにCKからのヘッディングとショートカウンターでスポルティングがあれよあれよで2点取り、2-0で勝った。スポルティングは後半ATだけで試合をひっくり返したのだから、不思議な試合だった。
ソンフンミンは今季は公式戦ではまだゴールなし。リーグ戦6試合、CL2試合とも先発しているがまだ不発。昨季の得点王がどうしてしまったのか。このままだと先発を外される可能性もあるだろう。チームはリーグ戦で4勝2分とまずまずの成績だし、ハリー・ケインはすでに5ゴール。ソンフンミンが一人で取り残されている。
ビッグクラブへの引き抜きもありえるスポルティングのアモリム監督。