前半は0-0だったのに、後半にそれぞれ3点ずつ取り合って終わってみれば3-3という大味な試合だった。そもそもこのネーションズリーグって本当に必要なんだろうか。公式戦だが、WC予選、ユーロ予選よりは価値がない。それでいて親善試合でもない。選手も見ているほうもモチベーションが出てこない。
さてWC前の準備という意味でみればイングランドもドイツもまだまだという感じだった。とくにイングランドは不振でここ5試合で勝ち星がない。攻撃力はあるが守備がひどい。特にCBのマグワイアはギフトパスでボールロストして、それをPA内まで追っかけてファールしてPKを与えるという大チョンボ。どうしてこんな不安定なCBを先発起用するのだろうか。
そしてルーク・ショーもひどかった。ゴールは決めたもののSBとしては守備が不安定。このマンUコンビは、クラブではあまり試合に出ていないのに、代表でもそろって先発。ローテーションもあるんだろうが、マグワイアなんて代表に呼ぶレベルではないだろう。
ドイツはイングランドに3失点するんだから守備は不安定。しかしざる守備のイングランドとはいえ、3ゴールできるんだから攻撃はやはり怖い。中盤のプレスも強く、日本の遠藤、守田のボランチで対応できるかどうか不安が残る。
イングランド、ドイツあたりと比較すると日本はトップが役者不足というか得点力がない。サイドとトップ下はいいけど、そこから真ん中に放り込んでもシュートまでいけない。強い国は得点力があるFWがいる。たとえばイングランドはハリー・ケインがいる。ドイツにはヴェルナーやミューラーがいる。日本にもこういうFWが欲しい。
ミスが多いぞ、マグワイア君。