ボルシア・メングラの板倉が膝の靭帯部分断裂で大怪我を負い、11月のWCまでに間に合わない可能性がでてきた。メングラの主力としてこれまで活躍していたし、代表でも富安が不在ならばCBに起用されるであろう板倉の怪我は非常に痛い。
保存治療するということだが、靭帯損傷は損傷個所により治療方法も完治までの期間も違ってくる。おおざっぱにいって2-3か月はかかる。もっと早いかも知れないし、こじらせれば長くなる。膝の怪我は選手生命に直結するのでWCに出られないのは残念だが、焦らずにじっくりと治したほうがいい。
膝の故障で長期離脱、あるいは引退が早まったスポーツ選手は多い。サッカー選手はもちろんだが、相撲の力士も多い。なんせ体重も多いし格闘技だから膝をもろに痛める。把瑠都、宇良など膝の怪我がなければもっと上にいけた。
今年は宮市が大怪我を負ったし、ああいう怪我はどの選手にも起きて欲しくなかった。板倉はまだ25才だし、DFの選手ならば丈夫で長持ちならば35才くらいまでプレーできる。あとは10年は現役でいられる。3連敗するかも知れないWCよりも10年のほうが大事であろう。
これを書いている途中にレアル・ソシエダのサデイクがやはり靭帯損傷で今季絶望というニュースを目にした。イサクの代わりに今季から加入したばかりの選手だ。気の毒でなんとも言えない。
焦るな板倉。