筆者はフィギュアスケートを見るのが好きなので、夕べの北京五輪の女子シングル・フリースタイルを夜遅くまでみた。終わったのはこちらの夜中の1時。どうしてこんなに遅い時間に開催するのだろうか。
さてショートで3位に食い込んだ坂本香織だが、「打倒、ロシア」を合言葉だったがロシア娘たにちは歯が立たず、せいぜい4位だろうと予想していたが、ワリエワがまさかのミス連発で自滅して、ラッキーな銅メダル獲得だった。
他の二人はぴょんぴょんと飛び回り、異次元の技術点だったし、世界最高得点を持つワリエワは圧巻の演技をするだろうと予想していたので、ワリエワ2回も転倒してミスを連発。まさかの4位となり、棚から牡丹餅で坂本香織が3位になり浅田真央以来のメダルを獲得。
ドーピング問題で世界中から袋叩きになり、わずか15才のテイーンエイジャーは精神的に追い詰められたのだろう。祖父が使用したコップに薬物が残っていて、そこから摂取したという誰もが信用できない言い訳をしているが、15才が自分の意思でドーピングというリスクを負うとは思えず、どう考えてもコーチなりチームドクターが処方している。
この問題でこの15才は、次の五輪に出てこないだろうし、15-17才がピークで使い捨てのように選手を育成しているロシアフィギュアスケートは尋常ではない。国際大会参加の年齢制限をせめて17才に引き上げれば、15才の小娘がドーピングをするなどという悲劇はある程度防げるのではないか。
こちらのABCニュースに出ていた写真。その記事はワリエワのことばかりで、坂本香織の演技には一切触れられていない。