サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

サウジ戦、2-0で完勝

2022-02-01 23:41:38 | 日記

中国戦と同じスタメンを見て、これはだめだと半分あきらめた。よくてドローかと思ったが、実際は2-0で完勝。いろいろ理由はあるだろうが、一言で言えば、サウジが弱かったことにつきる。最終予選を7戦負けなし、6勝1分というぶっちぎりの成績で日本にも勝っている。サウジに勝つのは無理だろうという悲観論も多い中で、まさかの完勝。これで森保監督は大威張りである。

 

ウッチーの解説が面白かった。ラインの上げ下げ、相手のCB2枚に対するプレスをもっと強くとか、戦術に即した解説がよかった。その中で大迫と長友に対する擁護が多かった。大迫を起用するのは相手のCKの時に、大迫をストーンとして使いたいからとか、長友さんは守備での貢献が大きいとか。攻撃に貢献できなくとも長友は運動量でカバーできるということか。

 

途中交代で入った中山の守備が緩く、今日の試合を見る限り、次の試合でも中山の先発はないなと思った。先発で起用すれば中山はもっとできるかも知れないし、攻撃で貢献できるだろうが、今日の試合では長友さんの親父パワーに負けたかも知れない。

 

南野のゴールは、切り返しというか、フェイントを入れてからシュートする南野らしいゴールだった。中国戦でもフェイント入れてGKにブロックされていたし、どうしてもフェイントしたいらしい。フェイントする時間を惜しんでシュートすれば、ゴールの確率が高くなると思うのだが、南野は頑なにフェイントを入れるフェイント小僧である。

 

伊東純也はこれで4試合連続ゴール。今日は1G1Aの大活躍。やっぱり稲妻純也だった。サウジは伊東をあまりにもフリーにさせてしまった。これでサウジは勝ち点19,日本は18。アウエーのサウジ戦で引き分けていれば、サウジの勝ち点は17,日本は19と本当は日本が首位だったはず。

 

3月24日のオーストラリア戦で引き分ければほぼ決まる。まだまだ油断はできない。

 

代表でゴール決めてもリバプールでは出番が減る。リーズに移籍したほうがよかったのでは?


野々村新チェアマンと秋春制

2022-02-01 09:27:21 | 日記

札幌社長の野々村氏がJリーグの次期チェマンに就任することになり、彼のインタビューの中でJリーグの秋春制が出ていた。するにどうこうということではないだろうが、これをきっかけにして再度秋春制の話が出てくるかも知れない。

 

2017年11月にJFA田嶋会長からJリーグ実行委員会に対して、2022年シーズンからの秋春制移行を提案されているが、8割の実行委員が反対してこの話は流れた。いくらJFAが音頭を取っても、Jクラブが反対すれば無理である。

 

秋春制のメリットは、ヨーロッパのカレンダーに合わせて移籍がスムーズになるとか、酷暑の夏場での試合を回避できるとかあるだろうが、メリットよりもデメリットのほうが大きいと思う。まず寒冷地の積雪で試合会場も練習場も使えないことが多い。なによりも真冬にスタジアムで観戦するサポーターを考えて欲しい。

 

天気のいい日ならばまだしも、冬の雨天あるいは雪の日にスタジアムに行くだろうか。以前12月中旬に日産スタジアムに天皇杯の決勝を見に行ったことがあるが、快晴だったがとにかく寒かった。12月でこんなに寒いのだから1,2月なんて絶対に無理だと思った。

 

日本の冬は寒い。イングランド辺りで真冬でも試合ができるのは、暖流の関係で雪もさほど積もらないし、日本ほど寒くならない。日本の冬は北欧やロシアに匹敵するほど寒い。まずこれを認識しなければならない。

 

オーストラリアのAリーグは10月開幕、4月閉幕の日本で言う秋春制である。日本とは季節が違うので、実際は春開幕である。これはヨーロッパのカレンダーに合わせているわけではなく、スタジアムの都合による。こちらで人気のプロスポーツ、ラグビーリーグもオージーフットボールも3月開幕、9月閉幕である。

 

Aリーグは特にラグビーリーグのクラブと同じスタジアムを使用しているので、シーズンをずらす必要がある。このためにラグビーリーグが終わってから10月に開幕するのだ。どの国でも特有の事情がある。

 

Jリーグの秋春制の議論の蒸し返しなど時間の無駄なのでやらないほうがいい。

2017年11月19日の山形対岐阜の試合。寒そうである。