中国戦と同じスタメンを見て、これはだめだと半分あきらめた。よくてドローかと思ったが、実際は2-0で完勝。いろいろ理由はあるだろうが、一言で言えば、サウジが弱かったことにつきる。最終予選を7戦負けなし、6勝1分というぶっちぎりの成績で日本にも勝っている。サウジに勝つのは無理だろうという悲観論も多い中で、まさかの完勝。これで森保監督は大威張りである。
ウッチーの解説が面白かった。ラインの上げ下げ、相手のCB2枚に対するプレスをもっと強くとか、戦術に即した解説がよかった。その中で大迫と長友に対する擁護が多かった。大迫を起用するのは相手のCKの時に、大迫をストーンとして使いたいからとか、長友さんは守備での貢献が大きいとか。攻撃に貢献できなくとも長友は運動量でカバーできるということか。
途中交代で入った中山の守備が緩く、今日の試合を見る限り、次の試合でも中山の先発はないなと思った。先発で起用すれば中山はもっとできるかも知れないし、攻撃で貢献できるだろうが、今日の試合では長友さんの親父パワーに負けたかも知れない。
南野のゴールは、切り返しというか、フェイントを入れてからシュートする南野らしいゴールだった。中国戦でもフェイント入れてGKにブロックされていたし、どうしてもフェイントしたいらしい。フェイントする時間を惜しんでシュートすれば、ゴールの確率が高くなると思うのだが、南野は頑なにフェイントを入れるフェイント小僧である。
伊東純也はこれで4試合連続ゴール。今日は1G1Aの大活躍。やっぱり稲妻純也だった。サウジは伊東をあまりにもフリーにさせてしまった。これでサウジは勝ち点19,日本は18。アウエーのサウジ戦で引き分けていれば、サウジの勝ち点は17,日本は19と本当は日本が首位だったはず。
3月24日のオーストラリア戦で引き分ければほぼ決まる。まだまだ油断はできない。
代表でゴール決めてもリバプールでは出番が減る。リーズに移籍したほうがよかったのでは?