サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

海外における給料未払問題

2021-05-05 08:10:44 | 日記

浅野の問題に関連して、海外のクラブで給料未払いに遭遇して場合の対応を調べたところ、モンゴルのクラブにいた大津一貴という選手のブログを発見。参考までに読んでみてください。https://www.kazutaka-otsu.net/post-1652

 

結論から言えば、クラブのスポンサー企業にFACEBOOKを通じてやり取りして、時間はかかったが未払い分を払ってもらったということになる。ケースバイケースだろうが、選手でできることはその国の協会に訴える、次に給料未払い期間が2ヶ月を経過したタイミングで、チームにオフィシャルレターを提出し、そこから15日以内に未払いが解決しない場合はそのメールをFIFAに転送。その後、FIFA側が承認すれば、当初の契約期間内でも自分からチームを離れることが可能。

 

である。問題はこのFIFAが承認するのにどのくらいの時間がかかるかだろう。容易に2,3か月はかかるだろう。それがシーズン中なのか、シーズン終了後、契約終了後なのかなどなど、タイミングも大事だろう。

 

問題が大きくなった場合は、世論を味方につけることも大事だろう。浅野の場合は、記事を読む限りでは監督、チームメート、クラブスタッフに連絡なしに帰国したことになっている。どの時点でクラブに通告したのか知らないが、もっとうまくやるべきだった。それに浅野を重用してくれた監督には一言伝えておくべきだった。

 

今後、浅野がどうなるかは分からないが、参考になるのは伊野波だろう。伊野波はクロアチアのハイデュク・スプリトにいたが給与未払いで退団している。どのようにクラブと話をつけたのかを浅野は伊野波に聞いてみたほうがいい。