昨日の神戸対セレッソ大阪は、神戸の問題点が満載された試合だった。神戸の弱点は２つある。
①古橋に依存したカウンターだけの攻撃
イニエスタがまだ先発していないので、この傾向はさらにひどくなっている。ロングボール、スルーパスを古橋に放り込んで走らせる。神戸の攻撃はこれだけだ。イニエスタが途中出場してきても、バイタルエリアにイニエスタが来るとセレッソは３人で囲んでいた。さすがのイニエスタも３人相手ではボールを前に運べない。
左右のウイングが役に立たないために、攻撃にバリエーションが出ない。リンコンとマシカはまだ先発していないが、そろそろ先発でもいいのではないか。４－２－３－１としてトップに古橋、２列目にリンコン、イニエスタ、マシカ、ボランチに山口、サンペールとすればそれなりに機能するはず。
②GKの前川問題
神戸の失点の場面は、左サイドからGKとCBの間にクロスがあがり、それを前川が中途半端に前に出てパンチングしようとした。しかし前川がボールに触る前にセレッソの坂元にヘディングシュートを決められて失点。あの場面は前に出るよりも定位置でシュートをブロックしたほうがよかった。それに不用意に前に出すぎるとヘディングシュート態勢に来る相手の選手と接触してPKを取られる可能性も出て来る。
実に状況判断が悪いGKである。下手なGＫは前に飛び出したがる。昔の川口のようだ。
横浜FCの今季初勝利おめでとうございます。